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1999.8.23

カタカナが苦手な私。「マグワイア」を「バイアグラ」「ホタル」を「ホテル」「ゴスペル」を「コスプレ」と読み間違えることなんて、ほんの朝飯前なのであるが(なんか法則があるような気が・・・)、今日取材先の本屋さんで、またやってしまったっ。

カウンターに平積みされてあった「FAXサービスイエローページ」という本を、

「FAXサービスエロページ」

と勘違い。一人で興奮してしまった・・・。いやぁ、焦ったなあ。


1999.8.20

「マンガを読むと想像力がなくなる」とは一体どこのどいつが吐いたセリフなんだろうか?

マンガにおける想像力・空想力の凄まじさ、この発想の力をなめちゃいかんよ。科学の発展だって、いわゆるマンガチックな発想があってこそじゃないか。

さて、何の話をしたいのかというと、この度漫画家の発想力の素晴らしさを見せ付けられる出来事がありました。

原元 美紀、マンガ作りに加わる!?

*

ことの起こりは、7月。

知人から「自分の先輩に漫画家がいるんだけど、今度女子アナをテーマに描きたいらしいんだ。話を聞かせてやってくれるかなあ」と持ち掛けられたことだ。

こおんなオモシロイ話に私が飛びつかないわけがないっ!

即OKし、締切りも迫っているので、数日後に知人を交えて直接お話しすることになった。hidesan1.jpg (14522 バイト)

銀座のとあるホテルのティー・ルームでお会いしたのは、「志名坂 高次(しなさか こうじ)」先生。主に少年誌で活躍なさっている30歳の漫画家先生である。

彼の代表作である「受験の帝王」(講談社KCコミックス1〜3巻)が、「月刊少年マガジンGREAT」9月号にスペシャル読み切りで掲載されることになったのだ。

そこで、特別編ということで、今回は受験といっても、就職活動。それも得に競争率が高いと言われている「女子アナ入社試験」をテーマに選んだというのだ。

(ふむふむ。昨今の女子アナ・ブームで競争率は数千倍!まさに就職試験の最高峰!よいところに目をつけたな〜。感心な漫画家さんである。)

私は一通り女子アナ試験がいかに大変かを物語った。

「大学生の途中からアナウンス学校にも通いつつ、バイト。だって全国の試験を受けて回るには、旅費に加えてブロマイド並みの写真や、カメラ映りの良い衣裳やメーク・・・、歯の矯正まで!とにかくお金がかかるんです。私の友達は北海道から沖縄まで40社受けて60万かかったんですよ!」

「試験日が重なるとどっちを受けるのか受験生同士で打ち合わせたりするけど、たまに裏切られる時もある・・・。」

フリートークは、寸前に与えられたテーマについて指定された時間内で起承転結をつけてしゃべるんです。長すぎても短すぎてもダメ。できなくて泣いちゃう子もいますよ。」

「ともかく5次、6次審査なんて当り前。最終で落ちると相当ヘコミます。もう最後は運と体力と根性ですね。」

2時間ほどしゃべっただろうか。自分のそれまでの人生を注ぎ込んだ密度の濃い3ヶ月の就職活動当時の辛さを思い出ししばし涙ぐむ私に、志名坂先生は申し訳なさそうに言った。

「あのぉ〜、このマンガ、ギャグなんですけど、良いですか?」

は?

ギャグって言った?

感動ドキュメンタリーじゃないの?

・・・私の頭は混乱した。

叩き込むように先生の言葉が・・・。

先生   「笑えるくらいのばかばかしいエピソードに加えて、読者が想像もしないストーリーにしたいんです。」

原元  「はあ。ぐ、具体的には・・・?」

先生  「はい。女子アナ試験を受けちゃうとか・・・!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ぷっ!

ぎゃははーっ!!

いや〜、思わず吹き出しちゃいました。な〜るほどねえ。そりゃギャグだわ。考えもつかなかった。さすがの発想ですな。

女子アナというと奮闘記ばかりを考えてたけど、ここまでやるとはっ!

そもそも「受験の帝王」は、帝王と呼ばれる受験のプロに、ばかばかしいけど本当に有り得そうな裏技を伝授してもらい見事合格を勝ち取る(はずだが、ほとんどが失敗)というギャグマンガだったのだ。

しかし、大笑いする私と知人をよそに先生の顔が浮かない。

先生 「就職試験の情報も仕入れたけど、男が女子アナ試験を受けねばなら無いほどの動機をねー。どーしよーかなって・・・。」

むむむ。それは難しいですなー。生半可な設定じゃ読者も納得しないだろうし・・・。しばらく3人でアイデアを出し合った。

「女子アナ受験を控えた女の子をふとしたことで怪我させてしまって、退院するまで彼女に代わって受験するってのは?」(をいをい、「メッ○ンジャー」かい)

「実はゲイで、その局の男性アナに近づきたかったから。」(別に男性アナのまま受験すれば良いだろう)

「同時に行われる試験で、万が一の為に双子の兄が代わりに受ける!」(うーん、ちと弱い)

「あ〜、んじゃ、単に女子アナが好きだからってのは?」(マニアの仕業かい・・・。)

と、いろいろと考えたけど、決まらず、大丈夫かな〜と心配していたら、数週間後に知人から、

「先生締切り間に合いました!だけど、原元さん読んだら怒るかもしれないと心配してました・・・。」

と聞いて、読むのを心待ちにしていた。

そして、今日20日が発売日であった!

家に届けられた雑誌をめくり、「受験の帝王 特別編」をむさぼり読む。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ぷっ!

ぎゃははーっ!!

いや〜、先生!ここまで壊して下さるなら私も本望ですっ。動機付けもバッチリ!ツジツマあってますよぉ。爆笑しちゃいました。お見事です!

私のあんな体験談で、よくぞここまで作り上げたモノだとその発想に心から敬服しております。(本気です)

みなさんも、一体どんなギャグストーリーになったのかぜひご一読下さい!!

「月刊少年マガジンGREAT」9月号 ¥450(講談社)です。

尚、ストーリー中の人物と私は一切関係ありません。


1999.8.19

「スターウォーズ エピソード1」に失望した私、今日は美容室の帰りに「アイズ ワイド シャット」を観た。

「マイ・ライフ」の健気な人妻役以来、ニコール・キッドマンのファンなのです。彼女、32歳でしたっけ?匂い立つようなイイオンナだ〜。

で、これ。キューブリックさん。遺作?なんっかさぁ、なんなんだよなあ〜。

<注:以下、ネタばれです。これから観る予定の人はご遠慮下さい。>

まずさぁ〜、をいトム・クルーズ!医師免許が見せれば何でもOKだと思ってんかー!

しかも内科医なら病院内では携帯の電源切っとけ!常識じゃっ!

トムとニコールの絡みって予告編の部分で全てかいっ!期待してたのにぃ。

ニコールもさあ、シャンパンかマリファナか悪夢かで常に興奮状態!平常な時が全然無いんだもん!ついてけなかったよ。

妻の浮気の想像だけで嫉妬に狂ったトムが忍び込んだ退廃的な仮面パーティーも、「(ばれたら)あなたの命が危険なの」、「君が知ったら驚くような(VIPな)人物ばかりなんだよ」なんて脅してるけど、どんな大物の乱交パーティーだからってさ、侵入がバレたトムの身代わりに人1人殺しておいて「当然の結果だった」みたいな顔すんな。

とどめは、自分のせいで犠牲者が出たことも泣きながら打ち明けるトムに、妻のニコールの言葉。

「私たちがすべきことは・・・、ファック。」

― END―

こ、これでEND?ひゃー、難解過ぎて凡人には解りませんでした。


1999.8.17

スキャナ設置しましたーっ!

と言っても、実はスキャナを購入したのは半年前。その頃はマシンがウィルスに侵されていたり5分に1回フリーズするという超不安定な時期だった為、上手く設定できず、やりかけて止めてしまったのです。

で、やっと今ごろ設置しました。NEWマシンの方に。

いや〜、楽しいね。スキャナって!なんでもっと早く繋がなかったんだろ。あれもこれも、一体私の身内以外に誰がこんな写真見たがるんかいな?というモノまで、片っ端から取り込んじゃいました。

というわけで、「原元 美紀30年の歩み」は近日公開予定!!


1999.8.15

今日は誕生日やお正月に次いで、大事な日です。

HP開設2年目を迎えました!

途中ウィルスに侵されたり、BBSの書き込みが消えたりするなどのトラブルもありましたが、この2年でアクセスは17万件を突破。

今日までご愛顧下さった皆さんに心からお礼を申し上げます。今後ともどうぞゴヒイキに。

さて、今日8月15日は終戦記念日でもあります。

子供の頃から8月15日の正午のサイレンを聞きながら黙とうを捧げることを欠かしたことはありません。

人生30年の間に、戦争に対する考え方も大分変化を遂げたりもしましたが、そんな全ての思いを込めて「戦没者を追悼し、平和を祈念する」気持ちに変わりはありません。

しかし、今年も時計を見ながら待っていたのですが、レストランの中にいたので、近くにTVも無く、サイレンを聞きそびれてしまいました。

あのサイレンって、日本全国どこにいても聞こえるわけではないのですね。毎年聞いていたので、当り前だと思っていました。

みなさんの街ではどうですか?


1999.8.14

お腹が空いたので、キッチンに置いてあったパンを食べた。手作りのパンっぽいんだけど、変わった味。

「お母さーん、これ納豆入ってるんだー。変わってるねぇ。」

感心する私に母ちゃんがすっ飛んできた!

「ばかーっ!吐けっ!腐ってるんだっ!!

本当はチーズパンだっ!

全部食べちゃったよぉ。(涙)その後、「なんですぐに気付かないかねえ」とののしられながら腹痛で寝込んだのは言うまでもない。


1999.8.13mangetsu1.jpg (7524 バイト)

夏休み旅行最後の目的地は、静岡県下田市

知り合いの働くペンションでお世話になりました。とってもかわゆいですっ。(右図)

しかも海が目の前っ!大浜という海水浴場です。

ohohama.jpg (8042 バイト)サーファーもいます。カップルもいます。子供連れのファミリーもいます。みんな楽しそうです。

でも、実は私、海で泳ぐのは苦手なので、(波も高かったし)、一人浜でBeerを飲んでました。優雅じゃの〜。

お昼には下田では有名なお蕎麦屋さん「石塚」で時間をかけておそばを食べました。mangetsu2.jpg (16437 バイト)

夕暮れまではに行き、陽が落ちたらパソコン三昧。ここのペンションには客室やフロントにマックが装備してあるんです!初めてimacに触ってしまいました。Windowsと違って拡張子とかややこしいことが無くて感動。ここのマシンから自分のHPのチャットに入室。「ただいま伊豆でのんびり」と書き込みました。

夜は仲間とBarで音楽を聴いたり、猫と遊んだり、飲んでバカ話。お終いは夜空の下でのジャグジー

こんなにのんびりした夏って初めてかもしんないぞ。女30の夏、これでいいんか?取りあえず台風が来る前に帰りま〜す。

よぉーし、充電完了!


1999.8.11

まだ夏休み中で〜す!

ということで、名古屋の東宝で、「メッセンジャー」の試写を観る。

今時バブリーなキャリアウーマン飯島直子も、無骨でたくましい(!)草ナギ(文字が書けませんでした・・・)剛も良かったけど、一番えがったのは加山雄三!あのオッサン(失礼)、一般市民的な脇役もできるんだ〜。定年前後の警官の役だったけど、良い味だしてんじゃん。(私に言われたくないって?)

東京の街を縦横無尽に駆け抜ける”バイシクル・メッセンジャー”、自転車便。バブリーな女飯島直子がひょんなことから汗水たらして自転車便に加わることに!バイク便とのレースに絡めて、恋の行方も気になるし・・・、というストーリーに関しては、雑誌やTV等でもメイキングなんかやり尽くしているので、先が読めちゃうし、私が語るまでも無いだろう。

けど、その判り易さが小気味良かったんだなあ。

実は私、昔はメジャーなものを避ける性格でしたので、トレンドを詰め込んだホイチョイ・プロ作品って観たこと無かったんです。あんなにヒットした「私をスキーに連れてって」も。

今回初めて観たんだけど、さすが伏線の張り方がこなれてるよね。何をどう見せて流行らせようかがよく伝わってくるし、無駄が無い。

一緒に試写会に行った友達も、「今回が一番面白かった」と言ってました。スピード感のあるカメラワークは、「スターウォーズ エピソード1」より(!)迫力があったと思います。

今年の秋のスポーツに、サイクリング始めてもいいかなって思ったぞ。

P.S 自動車やバイクがスピード違反で捕まるんだけど、「スピード=危険」って意味なら、60キロも出す自転車だって取り締まりの対象なんじゃないの?


1999.8.10

ただいま夏休み中!「NHK 週刊ハイビジョンニュース」がお休みなのです。

特別なぁんにも予定の無い夏休み。突然旅に出ることにしました。

最初の目的は京都の鈴虫寺!

なんでも十数年前に作家の林真理子が仕事に行き詰まった時にこの鈴虫寺にお参りしたところ、半年後に直木賞を取ってしまったという話だ。そのエピソードを「an・an」で読んだ全国の女の子が鈴虫寺に押し掛け、今でも長蛇の列だそうだ。

私のいた名古屋のCBCアナウンス部の間でも有名で、しょっちゅう「鈴虫寺ツアー」が組まれていた。

その頃の私はお守りなんか一切身に付けず、「信じるのは自分のご先祖様と血(どんな血だ?)」というポリシーだったので、興味が無かったんだけど、今年は信じて・・・、いや、すがってみたい気分になりました。

さて、思い立ったが吉日!早速昨日名古屋の友達の家に泊まり、そして今日昼過ぎ、車で京都へと向かいました。(注:私は運転してません。)

しかし、夏真っ盛り!道路はゲロ込み、大雨も降るし、最後には道にも迷い、なんとかたどりついた頃には閉門3分前の4時57分でした。

「あ〜、ギリギリだねえ。」と言いながら階段を上る私たちを待ち受けていたのは・・・。

「げっ!閉まってるやん!!」

そう、門は閉ざされていました。固く。なんだか私のお参りを拒絶しているかのように、閂(カンヌキ)までかかっていました。

しかし、未来は自分で掴み取らねばっ!あきらめずインターホンを押す。「すいません。名古屋から来たんですけど、御守だけでも買えないでしょうか・・・。」と私の友達が頼み込むと、中からおばちゃんが出てきてなんとか御守だけ売ってもらえました。suzumushi.jpg (23628 バイト)

良かったぁ〜。これでお参りができる。

この鈴虫寺のお地蔵様は、実は門の外にいらっしゃるのです。全国でも珍しいわらじを履いたお地蔵様です。それは、願いを叶えに私たちのところまで歩いてきてくれる為なんだそうです。

「幸福御守」と書かれた黄色い御守を手に、自分の名前、住所、願い事を唱えます。すると半年以内にお地蔵様が夢を叶えてくれるそうです。

問題は、願い事は一つだけ(!)ということです。

仕事のこと、プライベートのこと、家族のこと、将来のこと・・・。どれにしよう。つまり私が今一番大事すべきことを決めろって言われているようなもんだ。

随分悩んだのに、お地蔵様の前に立ったら、結局アレになっちゃいまいした。

私って業が深いわ。


1999.8.6

デス・ドライブ決行!

先日オートマ限定免許からマニュアル車への書き換えを済ませ、めでたく普通自動車限定解除の免許を取得いたしました。(なんか「限定解除」だなんて大袈裟だなあ)

そして今日、初めて家のマニュアル車を運転し、母と買い物へ。

目的地は家から3キロほど離れたホーム・センター。何を買いに行ったのかって!?

それは、初心者マーク!!

途中環七を通ったんだけど、エンストすること20回以上!後ろからクラクションは鳴らされるわ、パッシングされるわ・・・、私のせいで渋滞を引き起こしてしまい大ヒンシュクでした。

でもさ、帰りは大丈夫。ちゃあんと初心者マークを付けているから心なしか周りの車も優しい。

橋の上で発進ができず困っていた時、助手席の母ちゃんは「ブレーキィ!!」と怒鳴るし、何度やっても車はバックしていくし、泣きそうになってたら、隣の車からおじさんが飛び出してきて「どうしたの?サイドブレーキだっ!坂道発進だっ!」と教えてくれた。

やっぱ初心者マークって効果絶大!一生付けてよっかな。


1999.8.2

「スター・ウォーズ エピソード1」を観た。

で、感想ですが、こういうことを言いにくい風潮なんですが、

「スター・ウォーズ」って、・・・こんなもんだったけ?

なんかもっとすんごく面白かったような気がするんだけどなあ〜。17年ぶりだっけぇ?期待し過ぎて目が厳しくなっちゃたかなあ。

SFXも素晴らしかったんだけどさあ、いっちゃん最初の「スター・ウォーズ」ってすっごく面白くって興奮して、「ああ、平凡な人生で終わりたくないっ!」と当時中学生ながら感じたんだよね。結局あれってSFXなんかよりストーリー自体が面白かったんだな、きっと。

「ジュラシックパーク」だってそうじゃん。SFXの素晴らしさなんて予告なんかでもう充分観ちゃってるから、本編観る頃には見慣れちゃって驚きも無い。むしろ映像が素晴らしいのは当然という気持ちで観るから、次の期待はストーリに向いちゃうんだよねえ。

(「ジュラシックパーク」は「映像だけだ」なんて方々で酷評を浴びたりもしてたけど、私は結構好きです。それにしても恐かった〜。)

「スター・ウォーズ エピソード1」では、ただ「この男の子がどうやってダース・ベーダーなるんだろう・・・」ばっかり考えて観てたので、登場人物の誰にも感情移入できなかった。でも、「 エピソード1」というだけあって「2」も「3」も観ないとその謎は明かされはしないようです。

ちなみに私は「もののけ姫」も面白いと思えませんでした。でも「そーいうことを言うのが許されない風潮」を感じて口には出しませんでした。しかし、この「批判が受け入れられない風潮」の正体ってなんでしょうね?


1999.8.1

終わっちゃいましたね、七の月。

実は私、密かに「恐怖の大王の母計画」というものを練っておりました。

1999年7月に子供を産み落として、「大王」または「恐怖」と名付ければ、ほぉら私は「恐怖の大王の母」!かあっこいー!!

という夢のような計画です。

しかし、この7月に照準を合わせるには昨年の10月〜11月には子を宿さねばならず、「恐怖の大王の母」計画はあえなく失敗に終わりました。

だから地球は今も平穏無事なのです。みんな、私に感謝しておくれ。

*

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