2007.10.12 戦友を紹介します
「スーパーモーニング」リポーター仲間の木内希(のぞみ)ちゃんです
昨年4月、日テレのスタジオを飛び出し事件取材リポーターという荒波に飛び込んでしまった私にあれこれ教えてくれたのが彼女です。
北海道の局アナを経て「スーパーモーニング」ではもう4年もリポーターを務めているという木内さんは、とにかく達観した女性。
どんなに大変な目に遭っても、いつもくすくす笑いながら「も〜、大変でしたよぉ」と右から左へ受け流します
お互い取材ですれ違いなので、スタッフルームでわずかに会えた時間にむさぼるようにしてしゃべります。
次にいつ会えるか判らないので、すぐに会話の要点をまとめたがります。
まるで、フリップ(リポーターがスタジオで説明に使うパネル)に書き出すように、「つまり、問題は○点あって、まず・・・」。
・・・、こーいうのを『職業病』というのでしょうか ショージキ、色気の無い会話ですね。
そして最後は必ず木内さんのこの一言で締めます。
「ま、自分の身は自分で守らなきゃってことですね。ふふ」
Coolです
スタッフの木内さん評は「木内さんって何事にも動じない人だよね」です。
ちなみに私は、「原元さんって、仕事中以外は『ほんと、バカ』ですね。」と言われました。
2007.10.8 サヨナラではなくまたイツカ
この日記に何度も何度も登場してくれている児玉多恵子ちゃんがアメリカへ発ちました。
事務所(セント・フォース)の中でも、一番仲が良かった友達です。
多恵子と初めて会ったのは、ある現場でした。
番組スタッフに趣味を聞かれ、「呑むことデス」と爽やかに答えた多恵子。
場を凍らせてはならないと、スタッフが更に質問を続けました。
がっ・・・!?
スタッフ 「いつもドコで飲んでるの?」
多恵子 「はい、ドコでも」
スタッフ 「え〜っと、ナニを飲んでるの?」
多恵子 「はい、ナンでも」
スタッフ 「・・・、ダレと飲むの?」
多恵子 「はい、ダレとでも」
その仕事が不発に終わったのは言うまでもない
しかし、私は多恵子の屈託の無さに惹かれてしまい、仕事帰りに「ねえ、今度呑まない?」と思わず声を掛けてしまいました。
答えは予想通り。
「はい、イツでも」
そして、実現したのが、2003年第1回「紅会」でした。(名前は当時流行っていた「白い巨塔」から拝借)
そう、セント・フォース女子アナの饗宴ならぬ、叫宴、狂宴です!?
当時私が日テレで一緒だった中田有紀ちゃん、梅田陽子ちゃんも誘うと、二人とも即答!
どんだけ酒豪揃いなのかはこのテーブルに並ぶ酒瓶から想像してください。(クリックすると拡大します)
そして、回を重ねるごとに多恵子が人事部長よろしく新規参加の女子を連れてきてくれました。(ちなみに会長は私。年功序列制?)
事務所社長からは、「み、みんな集まって何話してるのかな〜」と恐れられましたが、そんなの決まってるじゃないですか。
ま、恋バナです
夏には毎年望月理恵ちゃんのお家でBBQ!
まあ、とにかくみんなよく呑んで、食べて、しゃべりましたな。
きっとこんなに所属タレントが集まる事務所ってないよね?
それもこれもみんな多恵子の不思議な魅力があったから。
「私、嫌いな人っていないんだ。」
と全てを微笑んで受け入れる多恵子の母性にみんな警戒心を解いてしまうのです。
私も、出逢った時は母を亡くしたばかりでほんとにどん底で、何をしても笑えなくて、そんな時に多恵子が私のために泣いてくれて。あの時の多恵子の涙が、「ずっと一人だ」と気を張っていた私の心を溶かしてくれたんです。
そしてあっという間の4年。
呑んだり、歌ったり、スキーに行ったり。そうそう、二人で露出狂を捕まえたこともあったね(笑)
その間にとうとう私も去年結婚。
多恵子も今年の6月に結婚。結婚パーティーでは司会を任せてくれてありがとう
だけど、旦那さまと一緒にアメリカに行くと聞いたときは寂しくてたまらなくなってしまった。
でもね、こうして時がどんどん流れて私たちの歩む道は別れていくのかもしれないけれど、
イツでも、ドコでも、ドンナ時でも多恵子の幸せを祈ってるからね。
多恵子よ、また呑もう!
多恵子の送別会に駆けつけたセント・フォースの仲間たち
(望月理恵ちゃん、村上知奈美ちゃん、中田有紀ちゃん、私、戸塚貴久子ちゃん、柳沼淳子ちゃん)
(渡辺ひと美ちゃん、沢えりかちゃん)
2007.10.5 5倍の壁は厚かった
ショックです。
時間を見つけてジムに通ったり、近所をジョギングしていたのに、あれだけ期待していた「東京マラソン2008」の抽選に外れてしまいました
10kmの部に申し込んだのですが、定員5,500人のところに、25,950人が殺到したそうです。
ほぼ5倍か〜。そりゃ無理だわな。
ところで、前回の「東京マラソン」では初心者ランナーがずいぶん多く参加したようですが、その中で、乳首から血を流し続けて走っていた男性がいたという伝説を知っていますか?
長時間走っているうちに乳首がTシャツにこすれてしまったらしいのですが、実は私は続けて40分以上走ったことが無いので、内心恐怖を感じていました。
みんなどーしてんだろー。
2007.10.1 宮崎はまだ暑かった、熱かった
何度も何度も取材で宮崎を訪れているのですが、なぜか県庁に足を踏み入れたことがありませんでした
(知事にインタビューしたときも、別の会場でした)
ということで、先日やっと県庁玄関までたどり着けたので、例の看板と記念撮影
知事のおでこが光っているのは偶然?必然?
ところで、宮崎に降り立つと空港のおみやげ売り場には知事の看板やポスターだらけ。繁華街を歩いても、お店の看板に知事の似顔絵が描かれています。
似ている物もあれば、似ていない物もありますが、とにかくもう宮崎全体が東国原知事に沸いていることが感じられます。
その最中に発覚した今回の「産地偽装ウナギ事件」。
偽装商品に知事の似顔絵シールが貼られていた事に対し、県民の方たちからは「知事の好意が踏みにじられてかわいそう」と同情の声が聞かれたのが印象的でした。
これまで知事自身も「宮崎のPRのためなら」と似顔絵などの肖像権は特に行使せず、『基本的に自由に使ってください』というスタンスでいました。
しかし、反響の大きさからか、消費者は知事や県がお墨付きを与えた商品と捉えるということを痛感し、今後「イラストを使用する県産品等の品質管理等には十分に配慮して頂きたい」と語気荒く会見でコメントしています。
イラストを扱う会社の契約書を見ると、イラスト使用を申し込んできた商品に品質の審査をするわけでもなく、「使用中止」以外の効果的な罰則らしいものも記述されていません。
「性善説」に基づいた信頼関係で似顔絵が使用されているといったところでしょう。(1年間3万1500円)
しかし、「性善説」が通用しない社会を嘆くのではなく、ワキをきちんと固めていれば誰かが不幸になる事態は迎えなくて済んだのではないでしょうか?
せっかくの宮崎フィーバーを下火にさせないためにも、県民の想いを裏切らないようルール作りが必要だと宮崎を歩いて強く感じました。
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さて、取材の後は地鶏を堪能しました
ささみ、モモのお刺身が美味しい〜。
そして私が構えているのは、このお店でだけしか食べられないという『鶏のネック』!
首の肉というと「せせり」かと思いますが、お店の方によると全然違うそうです。
鶏のあの細い首から、“吉田さん”という方が特殊な方法で採った希少な部位だそうです。(その採り方は教えてもらえませんでした)
やわらかくて、ジューシーで・・・、大変ご満悦な顔になってしまいました
いつもお弁当ばかりなので、たまにこーいうことがあると嬉しいんです。
食べてみたいという方は、ぜひ宮崎の夜を散策して見つけてみてくださいね
(ヒントは「黄色いのれん」です♪)
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