2007.8.30 出版記念パーティー・・・!?
先日、都内某所で行われたパーティーに出席しました。
作家の中谷彰浩さんの「出版記念トーク・ショー」です。
ゲストのデザイナーのコシノジュンコさん、歌手の米良美一さんと『明るいニッポン』というテーマのトークを繰り広げ、文化的な面からニッポンを支えていこうじゃないかというものでした。
「浴衣歓迎」ということで、出演者も客席も浴衣姿で気分も華やぎます。
しかし実はこのパーティー、うそなんです。ドッキリなんです。
誰をだましているのかというと・・・、
コシノジュンコさん!
ジュンコさんの『サプライズ・バースデー・パーティー』だったのです!!
なんと大掛かりなことでしょう。
ジュンコさんのバースデーは毎年ダンナ様が大掛かりなサプライズを用意することで有名なんだそうです。
ある年は一人で地方出張中のジュンコさんに内緒で片道6時間掛けてお祝いに駆けつけたり、またある年は家族だけでレストランで食事をしているとみせかけ、バースデ・ケーキとともに友人達が50人もゾロゾロと出て来たりなど・・・。
毎年のことなので、ジュンコさんもさすがに警戒(?)しているだろうと、ダンナさまは今年はもっと手の込んだ仕掛けを思いついたそうです。
さかのぼる事、数日前、ジュンコさんのダンナさまから「トーク・ショーとみせかけたサプライズ・パーティーをやります♪」とのお誘いが友人知人にこっそりと入りました。
結集したのは各界の第一線で活躍されている方など50名ほど!私もダンナと末席に参加させていただきました。
ジュンコさんには「トーク・ショーの仕事が終わったら、レストランを予約してある」とダミーのバースデー・パーティーの計画を吹き込んでおいたそうです(!)
そして、「トーク・ショー(=ドッキリ)」当日を迎えました。
ジュンコさんはゲスト・コーナーに出演するつもりで控え室で待機しています。
その間、トーク・ショーが始まったとみせかけて、会場では客を装ってきた私たちにジュンコさんのダンナさまと中谷さんが段取りを説明。綿密な打ち合わせをしていました。
ヤマ場は「♪Happy Birthday」を歌いだすタイミング。
仕掛けはこうだ。
トークが盛り上がったところで、米良さんが1曲歌を披露。
アンコールがかかったら、
「そうですねえ、ピアノの伴奏でもあれば歌えるんだけど、どなたか弾ける方はいませんか?」
と困った顔で会場を見渡すと、実はうちのダンナ(指揮者)がプロのピアニストを仕込み済み
きっとジュンコさんが「あなた指揮者だからピアノ弾けるでしょう?」と聞いてくるはずだから、
偶然を装って「いや〜、仕事帰りだったのでちょうどピアニストを一緒に連れて来ているんですよ」と紹介する。
「じゃあ、私が弾きましょうか」とピアニストが進み出て、おもむろに「♪Happy Birthday」を弾き始め、客が全員で歌ってジュンコさんを驚かす。
私たちは何度も立ったり座ったりリハーサルを重ねた。
さあ、打ち合わせが終わり、ジュンコさんを呼び込んだ。
客席後方から会場に入ってくるジュンコさんと米良さん。
場内の異様な熱気にジュンコさんも引き気味。
「なんか客席すごいわね。ねぇ、私なんかが話すより、皆さん順番にステージに上がってお話された方がよほど素敵な話が聞けるんじゃないかしら?」
こうやって周りの人を盛り立てて大事にするところがジュンコさんの人柄の素晴らしいところである。だからこそみんな忙しくても50人もの人たちがお祝いに駆けつけるのだ。
さて、とりあえずトークは本当に始まった。
コシノさんがファッションという「形ある表現」の面白さについて語れば、米良さんは音楽という「形のない表現」の深さを教えてくれる。普段なかなか聞けない一流の表現者達のお話は凄い迫力で、客席もグイグイ引き込まれていった。
トークも絶好調を迎えた頃、米良さんが1曲歌を披露。
「♪赤とんぼ」
う〜ん、あまりの素晴らしさに客席も酔いしれる。ダンドリも忘れそうなほどでした
そして「アンコール」の声が飛び交うと、米良さんは、
「そうですねえ、ピアノの伴奏でもあれば歌えるんだけど、どなたか弾ける方はいませんか?」
キター!合図だ!!
このために私はダンナと最前列に座り、ジュンコさんが見つけてくれるのをドキドキしながら待っていたのだ。
果たして、ジュンコさんは目論見どおり「あら、指揮者がいるんだから、弾いてもらいましょうよ。」と私のダンナに声を掛けた。
その瞬間、50人の客が心の中でニヤリとしたのが見えるようだった。
「いや〜、仕事帰りだったのでちょうどピアニストを一緒に連れて来ているんですよ。」
これまたダンドリ通りのセリフを言うと、「まあ、ちょうど良いところに来てくれたわ。偶然ねぇ。」なんとコシノさん自らがピアニストを迎えに行きステージへ上がらせたではないか。
やったー!!
極めて怪しまれずにピアニストが演奏を始めたとたん、私たちは一斉に立ち上がり「♪Happy Birthday」を歌った。
当のジュンコさんは歌が始まってもまだ自分のことだと判っていない。
一同 「♪Happy Birthday Dear JUNKO〜」
ジュンコさん 「え?私ぃ!?」
とキョトンとしていました
ジュンコさん 「あらやだ。中谷さんのパーティーなのに、なんだか申し訳ないわぁ。」
中谷さん 「いえ、今日これ、全部ジュンコ先生のために仕込んだんです。トーク・ショーはうそでした(笑)ごめんなさい」
ジュンコさん 「うそ〜!?」
みんなのしてやったりという満足気な顔を見渡してようやくコトが飲み込めたジュンコさん。
(写真はまだ半信半疑のジュンコさんとピアニストの裕子さん)
いつも思っていましたが、ジュンコさんは本当に少女のような感性をいつまでも持っていらっしゃるんです。今日も誰のことも怪しんでなかったんですね。
そしてダンナさまはそんな純粋なジュンコさんの「ひらめき」を実行に移す仕事上の最高のパートナーでもあるのです。
全くスケールの大きな夫婦愛です
今年は見事大成功でしたが、来年はもっと大掛かりになりそうですね
しかし、今日このパーティーに出席した女性は「うちのダンナもこれくらい喜ばしてくれたらな」、また、男性は「うちもこれくらい喜ばしてくれと言われたら困るな」と複雑な思いを胸に抱きながら帰りました・・・
2007.8.29 今年は私もアゲアゲでした
もう夏が終わりますね。みなさんはいかがお過ごしでしたか?
私はこの夏、取材で湘南に通い詰めました。
あまりの殺人的な暑さに、ふくらはぎから汗が流れ出すという初めての体験をしました。
さて、湘南といえば日本一テンション高い海岸として知られていますよね。
まさにこんな場面に遭遇しましたわ。
「アゲアゲ江ノ島ぁー!」のおたけびに振り返るとっ!
なんと特設ステージに現れたのは、
もちろん、
DJ OZMA!!
海パン(当然Tバック)の股間にはOZMA氏のシンボルのキノコが生えています。しかし、ダンスの途中でキノコをめくるとクモに早変わりっ!
新曲「Spiderman」にちなんだ小技を効かせていました。
そんなDJ OZMA氏にも負けぬ盛り上がりを見せていたのは、この方たち。
なんと秋葉原を抜け出して、ビーチで行われる「アイドル・トークLIVE」に駆けつけたアキバ系のみなさんです。
砂浜に足がめり込むほど激しい『ヲタ芸』を披露してくれました
肌の白さがまぶしかったデス
ところで、湘南で今一番おススメ・デザートは、この『ドラゴンアイス』!
バニラアイスクリームをかき氷のように削ったサラサラとした不思議な歯ごたえのアイスです。
私は抹茶あずき味でいただきましたが、この猛暑にアイスが溶けるのと競争するようにかっこみました。
〜忠告〜
最近の海の家ではお酒を出すため年齢確認の身分証提示を求められます。
うっかり持って行かなかった私は・・・。
店員 「では、生年月日を言ってください。」
私 「えっ!?言うの?」
私 「1969年4月29日・・・。」
スタッフ「原元さん、今声が小さくなりましたね(笑)」
怒
2007.8.19 報告!
千葉の鴨川シーワールドでこんなキャラクターグッズを見つけました。
まめもっこり
30分見張ってましたが、誰も手に取ってませんでした
2007.8.15 HP開設10周年記念日!!
〜感謝のご挨拶〜
10年前の夏、何気なく始めてみたHPが、今日で10年目を迎えました。
感慨深いです。
当時はまだWindows95時代。掲示板システムが誕生したものの、良質な情報はニフティ通信でやり取りされていた頃でした。
個人サイトを立ち上げようと「yahoo」で検索すると、引っかかった女性アナウンサーはたったの2人。私は全国で3番目になりました!
しかし、ブログ全盛期の今では考えられないことですが、
「インターネットで日記なんて、なんか悪いこと書いてるんでしょ」と警戒され白い目で見られることも日常でした。
「いいえ、私は『裏話』を書いているのではなく、『こぼれ話』を書いてるんです」と、周りの人に理解してもらうまで本当に何年もかかりましたよ。
掲示板・ゲストブック・チャット、懐かしいです。実はどれもファンの方が作ってくださったコーナーでした。私のHPはそれをツギハギしてどんどん大きく成長していきました。
顔も知らない方たちと会話が出来る楽しさに夢中になりました。クロスワードの解答をみんなで考えたり、とうとうオフ会も開催しましたねぇ。
番組へのご意見や情報提供も頂きましたし、なんと、「HPで報告して欲しい」と旅行代理店さんからは9.11テロ事件後のNYへ取材のお話も頂きました。
そんな時代もありましたね。どれも大事な思い出です。
そして時代が移り変わり、パソコンを触れることが当たり前となり、ネットのマナーの重要性を訴える声が大きくなる中、私自身もネットで情報を発信する重みと責任を痛感させられる出来事もたくさん有りました。
でも、この10年、楽しい時も辛い時も、どんな時も私の想いを全部吸収してくれたのがこの日記でした。
これは私の分身です。
時に「日記を書くために自分の人生があるのかな」と混乱することもありましたが、10年前に立てた「ウソは書かない」という誓いは今も守っています。
私がさらけ出す様々な感情を受け止めてくださった皆さんに、いつも励まされていました。心から感謝いたします。本当にありがとうございました。そして、今後とも、どうぞゴヒイキニ。
〜おことわり〜
10周年記念リニューアル進行中です。しばし待たれい
2007.8.1 東京を冷やせ!!
まさに日本全国梅雨明け(したと見られる)と発表された今日、東京のど真ん中丸の内で「エコ・プロジェクト」が発動しました。
その名も「打ち水プロジェクト2007」
江戸から伝わる日本の伝統文化「打ち水」で、東京の温度を2度下げようというものです。
民放各局の気象キャスターが『日本の伝統的クールビズ・浴衣』姿で、街行く人たちに「手軽に始められる地球温暖化防止」を呼びかけます。
私も今年初めての浴衣姿にテンションアゲアゲ
ちなみに私の浴衣は中嶋美年子ちゃんが選んでくれました。「大人の女の色気と可愛らしさ」がテーマです どこれ?
さて、夕方になり、西日が差してきた頃にイベントはスタートです。
司会は中嶋美年子ちゃん。彼女の明るく爽やかな雰囲気がイベントを盛り上げます
そして次々にキャスター陣がステージに登場です。
左から、TBS「朝ズバッ!」根本美緒ちゃん、 私、 TBSの波乗り気象予報士・森 朗さん、テレビ朝日の「あすの空もよう」キャスター梅田陽子ちゃん、 TBSのフラダンスが得意な気象予報士・元井美貴ちゃん、 フジテレビ「とくダネ!」の天達武史さん。
また、同時に日テレの生中継が始まり、ステージには上がっていませんでしたが、日テレ気象予報士の木原実さん、「おはよん」松岡洋子ちゃん、「ズームイン!!SUPER」伊原凛ちゃんも一緒でした
代表の挨拶は森さん。なにやら寒いオヤジギャグを言って、水を巻く前から周囲の気温をグッと下げてくれました(苦笑)
ところで、出番待ちしている時に何気なく、
「私、週末海に行くんですけど、お天気大丈夫ですか?」と口にしてしまったところ、次の瞬間全員がキッと振り向き、
「台風5号が来てるから、金曜日は要注意。波が高いと予想されますよ。」と回答してくれました。さすがだ〜。得した気分でした。
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さあ、特別ステージで中西圭三さん(もちろん浴衣!)の歌声が丸の内のオフィス街に響き渡り、忙しく街を行く人たちも足を止め注目してくれる中、威勢のよい掛け声で打ち水開始!
「そーれ、そーれっ!」とぉ
「涼をお届けしまぁす」
と笑顔を浮かべていますが・・・、
実は左手に持っている桶が重くて重くて、腕はプルプル震えてました・・・(汗)
イベント大成功で興奮冷めやらぬ私たち、控え室に戻っても浴衣姿の記念撮影で盛り上がりました。
この姿のまま夜の繁華街に消えたことは言うまでもありませんね
(画像をクリックすると拡大します。)
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