2007.7.31 ここで告知です!
あす8月1日、「大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト2007』というイベントに参加することになりました
江戸から伝わる日本の伝統文化「打ち水」で、東京の温度を2度下げようというものです。
浴衣を着た各局の気象キャスターが集まり、一斉に水を撒きます。
日テレからは木原実さん、松岡洋子ちゃん、TBSからは根本美緒さん、テレビ朝日からは梅田陽子ちゃんが、そして私の親友の中嶋美年子ちゃんなどなど、お天気お姉さんがこんなに揃うのも珍しいですよね〜
え?なんで私?
ハイ、ごもっともな疑問です
私はお天気お姉さんではありませんが、「スーパーモーニング」で台風や大雨、土砂災害などの被災地へ取材経験が有るということでお声をかけていただきました。明日は地球温暖化や異常気象のもたらす影響など皆さんとともに深く考えていきたいと思っています。
ということで、取り急ぎですが、詳しいことはこちらをご覧ください。
2007.7.27 これは「逆風」なのか、それとも「審判」なのか?
1000万人を超える期日前投票者を記録した今回の参議院選挙。
「国民の審判」という言葉がこれほどふさわしい選挙もそうはないだろう。
その最大の争点となった年金問題。
社会保険庁については実は私も言いたいことは山ほどある。
もう6年も前のことになるが、窓口で1時間も言い合いになったことがあったからだ。
専業主婦だった母が55歳の時、自分が年金をいくらもらえるのか確認した結果が返ってきた。
それによると、ゼロ。
つまり、一切支給ナシだというのである。
呆然とする母に頼まれ、一緒に地元の社会保険事務所に行ってみると、
職員 「あなたは60歳まで払っても、満期の25年に2年足りない。ということで年金は支給されません。」
母 「じゃあ、今まで支払ったのはどうなるんですか。」
職員 「無支給になりますねぇ。」
母 「だって、昔は年金の加入は任意だったんですよね。」
(国民年金への加入が義務づけられたのは、1986年度からです。
つまり、1986年に加入した人は原則2011年まで支払わないと25年になりません。)
母 「じゃあ、もらえないのわかってて、なんで支払い通知書を送るんですか?」
職員 「支払いというのは国民の義務ですから」
母 「あの、2年分今から追加で払えませんか?」
職員 「さかのぼって払うことはできませんねぇ。」
(実際は25年に満たない加入者が65歳までは支払うことが出来るという「救済措置」がある)
母 「無駄になっちゃったんですね。じゃあ、これ以上払わなくても良いんですか?」
職員 「いえ、国民の義務ですから、これからも払わなくてはいけませんよ。」
母 「でも、もらえないんですよねぇ?」
職員 「そうです。」
この会話を黙って聞いていた私だが、とうとう我慢できなくなった。
「本当にもらえないんですか?」
「だったらもう払わなくても良いんじゃないんですか?」
「それにそんな大事なこと、なんでもっと早く教えてくれなかったんですか?」
職員 「加入は国民の義務ですから、通知義務はありません。」
この押し問答は1時間も続いた。結論は「もらえないが、60歳まで払いなさい」とのことだった。
腹を立てた私は「もう払うのなんか止めちゃいなよ!」と言ったが、
しばらく考えた母の答えは、
「やっぱり国がやってることなんだもん。もらえない訳が無いわよ。60歳まで払うわ。」
皮肉なことに母は60歳になるのを前に、4年前57歳でこの世を去った。
一銭ももらえないはっずだった年金は、『加入者の死亡』ということで、12万円(!)の「死亡一時金」として私たち遺族に支払われた。
なぜ社会保険庁(事務所)はあんなに高飛車な態度なんだろうか!?
通常の年金加入記録ですら、ようやく2004年から、58歳になった人に対して「お知らせ」送付がスタートしたが、私たちが預けた大切な年金でグリーンピアとやらを建てて資産運用に失敗するくらいなら、なぜその金で通知くらいできなかったのだろうか!?
また、任意加入だった時期を考慮して、基礎年金の受給額には反映されないけれど、無年金にならないため受給資格期間の勘定には加えてもらえる一般に「カラ期間」と呼ばれる制度についてなぜ教えてくれなかったのだろうか。
そして、25年に満たない加入者が65歳までは追加支払いが出来るという「救済措置」をなんで教えてくれなかったのだろうか!?
以前年金についての番組を担当していた私は、「世代間扶養」の理念に関心し、安心し、期待を寄せていた。
しかし、現場はどうだ。理念は行き届いてはいなかった。
今頃になり、そうした社会保険庁職員の態度が糾弾されている。
コンピューター導入による勤務内容の変化に危機感を募らせた組合が、今後の勤務態勢について過保護とも思えるほど極端な覚書を提出していたことも明らかになった。
政府・与党は「1年で消えた5000万件の年金を判明させる『システムを作る』」と言っている。
しかし、社会保険事務所窓口の不誠実な対応を経験した私としては、とても信用できない。
そのシステムを使うのはやはり『彼ら』だからだ。
それに、素人考えかもしれないが、名寄せなんかやる気になればたった今からでも「Excel」で出来るのではないかと思う。
特に、就職歴のある人の厚生年金が、本人の名前の読み方が間違えて登録されている為に「確認できない」ケースなら、ソートで検索ればすぐにできるじゃん。
1、本人の証言を元に「会社名」で検索し、
2、全加入者−従業員から「該当する勤務期間」を絞り込む。
3、その期間の加入者の中から、「該当する生年月日」で検索したら、相当の精度で人数が絞り込まれるだろう。
4、その中から「漢字」で書いてある氏名を、「きっとこう読み間違えたのではないか」と推察されるパターンを当てはめる。
5、「勤務期間」と「生年月日」が全く同じで、漢字で書くと「同姓同名」かそれに近い人が存在すれば、その人の年金加入記録と照合し、
「該当者がおらず、宙に浮いたものである」と判明すれば、もうほとんどの確立で本人だと認めてよいのではないか?
これだけのことがなぜ出来ないのだろう?
つまり、そもそも「見つけ出してやろう」という気持ちが無いのだろう。
現状の限り、どんなシステムを作っても無駄だ。
最後に記すが、私自身、5000万件のうちの1件だ。名古屋局アナ時代の厚生年金記録が紛失している。
2007.7.25 「動物界はいま!?」
みなさん、覚えてますか?
フレンチブルドッグに育てられていたトラの赤ちゃん!!
あれから2ヶ月、とうとう赤ちゃんトラに名前が付いたと聞いて、香川県・しろとり動物園に会いに行きました!
久しぶりの再会!
じゃ〜ん!!
こぉんなに大きくなりましたぁ。産まれたときは10センチ程だった体長も、今では45センチ!たった2ヶ月で4倍です!
お母さんよりも大きくなっちゃって・・・、こんな風にだっこできるのも、どうやらあと少しですね。
さて、気になるお名前は?飼育員のお姉さんに聞くと、
「ハチに決定です。」
まじ〜!?
だって、だって、私、前回取材に行ったときに、
「お母さんブルドッグが『ナナ』なら、トラは『ハチ』でどうですか?(By 『NANA』)」
って、提案してきたんですよ。
ということで、めでたく名付け親になりましたぁ!!
原元美紀。家族は夫、子供−トラ。
*
はい、今度はこのネコちゃんの親子にちゅうもーくっ!
お母さんネコのおっぱいに吸い付く2匹のネコの赤ちゃん。
ん?よく見ると・・・、
なんと、
カルガモの赤ちゃんなんです!
ある農家の方が、田んぼのあぜ道で見つけたカルガモの卵を、「このままでは死んでしまう」と家に持ち帰り、電球で暖めて孵化させたそうです。
すると、子供を失くしたばかりの三毛猫が近づき、なんと、自分の子供と同じように抱いておっぱいをやりだしたというのです!(もちろん鶏はおっぱいは飲みませんが)
今では片時も離れない仲良し親子。
そうは言っても、カモちゃんたちは生後数日でちゃあんと泳ぎもマスター。
やはり2ヶ月くらいで親離れ、子離れの時期を迎えるそうです
ところで、「スーパーモーニング」の動物取材は、スタッフいち「恐モテ」のFディレクターの担当。
無言で目尻を下げながらカモたちの後を追い掛け回す異様な光景が繰り広げられ、私も思わず絶句。
ネコのお母さんも怯えていました
Fさん、だから怖がってるって・・・。
カモちゃんたち、こっちに逃げてきなさーい!
わお!手乗りヒナ〜!!
食べちゃいたいほど可愛いとはこのこと?
いや〜、取材帰りに、鴨セイロ食べました エヘヘ。
2007.7.23 「震災報道とは」
新潟県中越沖地震から1週間が経ちました。
「スーパーモーニング」でも連日その被害の深さをお伝えしていますが、
まだ水道も復旧しない状況の地域もあるなど、被災地の皆さんの心労はどれほどのものかと胸を痛めております。
被災された方々には本当に心からお見舞い申し上げます。
*
アナウンサーになって中堅と呼ばれるような年齢になり、
事件事故の現場や被災地などに足を運ぶこともずいぶん経験しましたが、
「誰に向けた報道なのか?」
という自問自答を忘れないように心がけています。
私自身が一番伝えたいと願っているのは、
「被害者の心」です。
声なき声に耳を傾け、代わりに伝えることがこの仕事に携わる者の使命だと思っています。
そして、心で「被害者の声」を聞きながら、頭では同時に、『事実』を客観的に整理して伝えなければなりません。
状況を把握することから次の行動が導き出されるということを考えると、
『知らせるべき情報かどうか』、バランスの取れた判断と表現方法が必要とされます。
さて、それを「誰に向けて」発信するのかという問いかけですが、
実際リポーターとして様々な現場でいろいろな方とお話をして、
今更ながら強く感じさせられることがあります。
特に政治家の方々から、
「TV報道を見て何かしなきゃと思わされた」
という言葉をよく聞くことがあるのです。
今回のような震災しかり、夕張の財政破綻しかり、タミフル、事故・・・、
実際に大きな力となって動ける立場の人たちが、私たちのTV報道を見ているのだという事実でした。
当事者だけでなく、こうして周りの人たちに気づいてもらえるということが報道の大きな意義へと繋がります。
「とにかくいろいろな人に呼びかける。」
すると、
「大変だ!こんな協力ができそうだ。」と。
たとえ今すぐではなくでも、ずっと誰かの心に残り、いつか何かの芽になるかもしれない、そう願いながら伝えています。
2007.7.14 「内視鏡の日」誕生!
今年から「7月14日が内視鏡の日」に制定されました。
7・1・4で、ナイシだからさ!
実は内視鏡(胃カメラ)が発明されたのは日本なんですよね〜。
みなさん知ってましたか?私は「プロジェクトX」で見て知ってましたよ。
ついでに言うと、発明した東大付属病院の医師は、「内視鏡発明の名誉」を惜しげもなく手放し、その後町医者への道を進んだそうです。
さて、私も人生の折り返しを迎える前に(?)、早くも内視鏡のお世話になった一人ですが、
先日、お医者様から術後チェックが入りました。
O医師 「原元さん、肉は食べてないですよね。」
私 「いや、ムリっす。私なんか、朝・昼・晩、肉いけますから!」
O医師 「60歳代がピークの病気なんですよ。その年齢でこの大きさのポリープというのは、どんだけ肉を食べているのかと」
先生は言った。
どんだけぇ〜!?
O医師 「あのですね、大腸ポリープの原因はほとんどが『肉食』なんですよ。江戸時代までの日本にはほとんど無かった病気なんです。食生活の欧米化で・・・」
ああ、今度は・・・、
欧米かっ!
ツッコミたいのをぐっとがまんしてニヤニヤしてたら
「僕、言ってること伝わってますか?」と説教(!)されてしまいました。ごめんなさい。
ということで、証拠写真!?
ちゃあんと取材先でも『海の幸』を味わうようになりましたよ。
愛媛県の三崎漁港にて。
あれ?髪伸びた?
いやいや、「スーパーモーニング」の小道具にコスプレ・グッズ発見しちゃったんです!
久々のコスプレ・チャンス、逃しませんよっっ!
「すいません。これちょっと借りても良いですか?」
とスタッフに聞くと、なぜかみんなクスクス笑いながら、「あ、写真ですね。撮りましょうか?」だって。
なんで知ってんの??
「みんな、原元さんのHP見てますよ。」
ひえぇぇぇぇ!
実は番組柄、テレ朝スタッフには一切言ってなかったのにぃ
ということで、コスプレ解禁
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャク・スパロウのコスプレで〜す
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