「最近アニメの方は?」
とよく聞かれるのですが、実は出ています。
しかし、これが説明困難なもので、「うーん」と考えたきり黙ってしまい、宣伝してません(汗)
ちなみに、伝わらないことを前提にしているいつもの説明は・・・、
「『おねがいマイメロディ2 くるくるシャッフル』というアニメ作品なんだけど、サンリオのキャラのマイメロディというヌイグルミ達が人間界にやってきてシッチャカメッチャカやるストーリーなの。
でも、人間達の方がもっとメチャクチャで、メルヘンというよりはブラックな世界。
私の役は美紀ちゃんのお母さん(!)
美紀ちゃんは中学生で、到底一般人には理解不能なラブリーなポエムを書くことが趣味。
そのお母さんもお父さんも一緒になって日常会話がポエムな暮らしをを送っていて、家の中でも外でも仮面をつけているの。これがホントの『仮面夫婦』なんちって・・・」
ごめんなさい。やはり説明できません。
見てください。その方が早いです。
放送は7月30日(日)朝9:30〜9:55です。
正直言って私も理解できないままセリフを口にしています(苦笑)
母の命日でした。
もう丸3年母に会っていないのかと思うと不思議です。
これまでの3年間、私自身にも大きな変化が訪れました。
結婚したり番組が変わったりということはその結果で、一番は人生観が変わったことでしょうか。
子供の頃から何をやるにしても悪あがきをし、しなくてもいい苦労を自ら背負い込んでしまうのを良しとしていたところがありました。レールを敷かれるのは嫌なくせにゼロに戻るのはもっと怖いと怯える自分の弱さに悩み苦しめられました。
でも、母の死をきっかけに少しずつ少しずつ溜めていたものがはがれ落ち、今は大切なものを見失わないように、そして現実をあるがままに受け止めるということが判ってきたような気がします。
多くの方に支えられ、やっと光が見えてきた、そんな心境です。それにしてもなんと遠回りをしてきたことでしょう!
こんな私を根気強く見守ってきてくださったみなさん、本当にありがとうございました。いつも感謝しています。
各地で記録的な大雨の被害が起きています。
「長野県岡谷市で土砂崩れ」との速報を受け、ただちに取材に向かいました。
*
(取材メモより)
現場に近づけない。高速道路まで土砂崩れで通行止め。中央高速を諏訪南インターで降り、そこからは国道20号でひた走るが、今度はひどい渋滞。今朝の番組出演を終え、9時にテレビ朝日を出発し諏訪湖に着いたのが午後3時。
途中、諏訪湖の氾濫や浸水被害を確認。ひどい。隣の舟渡川と間違えてカルガモの親子が泳いでいる不思議な光景が眼前に広がる。
15時30分ようやく現場の岡谷市湊に到着。行き交う車はみな泥だらけ。軽トラの荷台には溢れんばかりの土砂の山。
すれ違う人はみな厳しい表情。犠牲者が3人。まだ行方不明者が2人もいるとの情報。まだ被害は終わっていない。
「これは、現場は想像以上にひどい」
予想される被害の大きさに気を引き締める。
雨具に着替え、ゴム長靴を履く。弁当の輪ゴムで髪を縛る。首にはタオル。これは大雨の被災地特有の冷えからも身を守ってくれる。深さを測るための棒(150センチ)。時には杖代わりにもなる。
土砂災害発生から11時間、泥の急斜面を一歩一歩進み、初めて現場に足を踏み入れる。
家の中のピアノが引き倒され、庭に吹き飛んでいる。駐車場に停めていたはずの車は電信柱に正面衝突。
むせ返るほどの泥の匂いに深呼吸ができない。
土砂の下流の木は折れている。木肌が削り取られて驚くほど白い。町を覆いつくす泥との色のコントラストに不思議な錯覚。
上流に向かう。高速の橋ゲタにせき止められ、何本もの大木が折り重なっている。なんと、根が無事だ。「木が動いた」と証言する人もいた。つまりそれだけ地盤が緩んでいるということだ。よく見ると木の下に車!
住宅が流された地域は不明者が埋められている可能性も高く、手作業で救出・解体作業が行われている。高く積み上げられた品々の中に卒業文集を発見し、胸が痛む。
中腹にある空き地に、小学校に避難している住民の方達がちらほらと手を合わせに来る。
「神社が有ったんだよ。」
この湊の人たちの心の拠り所であったのだろう。「御柱は流された・・・。でもね、こっちの100年の桜の樹がね、無事だった。少しでも土砂を食い止めてくれたんだ。ありがたいよね。」
午後5時に本日の救出作業は終了。不明者を発見できず肩を落として現場を後にする消防の人たち。
*
翌日の放送を控え、取材を切り上げた私達。しかし車がこの町から出られない。通行止めの嵐で、何度も何度も同じ道に戻ってしまう。まるで狐や狸に化かされているかのようだ。2時間も彷徨った。恐怖。通行止めが解除されたわずかな道を偶然探し出し、なんとか東京に戻れた。六本木のネオンのまぶしさが目に痛かった。
車の中で履き替えた靴下が暖かくて感動した。しかし、止まない雨に眠れない住民の人たちの不安はどれほどのものだろうか。着替えどころか戻る家も失ってしまったのだ。
私にできることはこの惨状をできるだけ正確に多くの人に伝えること。記録しておかねばと強く思った。
日本全国の「デスノート」ファンの皆さん、最終回は納得できましたか?
私は・・・、実はまだ読んでないんです(涙)
マジで大好きな漫画を読む暇も無くて・・・。それなのに、私が読んでいるものと思って皆が話しかけてくるの今最大の悩みです。
でもでも、先月映画はなんとか観てきたんですよ。
いつもは原作漫画・アニメへの思い入れが強い分、実写映画とのギャップに耐えられそうに無いので、「キューティーハニー」も「デビルマン」も「キャシャーン」も目に入れないよう避けていた私でしたが、これだけは別っ。
うーん、鹿賀丈史さん、藤村俊二さん、良いですね〜。
若手俳優よりもベテラン層に目がいくのは私の癖ですが、こんなにもマンガチックな世界を重みを与えて演じる貫禄に脱帽ですよ。
それにしても劇中のニュース番組のシーンで、NNN24のキャスター席が映ったのには感激でした。
懐かし〜(感涙)
映画館の中であのシーンにあんなに反応したのはきっと私くらいなもんでしょうね・・・(苦笑)
ホントの「起き上がりこぼし」GETしましたっ!!
先日せっかく買った「起き上がりこぼし」が起き上がらず(!)、不吉なものを感じ怯えた日々をすごしていた私ですが、ひょんなことから「起き上がる・こぼし」を手に入れました。
親戚の子供がお土産に買ってきてくれたんですが、これがまた、並べてみると、まるで『フテ寝している旦那さんと見守る奥さん』みたいではありませんかっ!?
こりも何かを象徴しているのだろうか!?(我が家は安泰です)
秋田の大雨被害の取材に行きました。
土砂が崩れ、川が氾濫し、ひざ上まで達する洪水の中を4時間歩き続け、被害状況をリポートしました。
実は現場よりもスタジオが長かった私は、災害リポートは初めてでした。
「スーパーモーニング」のリポーターになってこうして現場に飛び出してみると、これまでとはニュースへの感じ方が変わりました。事件や事故の現場に、人が暮らしているんだということを肌で感じます。
「キャスターは現場の熱を冷まさない報道を心がけなければならない」
とは日本テレビ井田由美キャスターの言葉ですが、本当に現場の空気を少しでも伝えたいと思う日々です。
*