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2001.9.26

原元号外にゅーすっ!

もうすでに「番宣」の予告などをご覧になって、「これまじっ!?」と驚かれた方もいらっしゃるかとは思いますが、てへへ・・・そうっ!

10月1日(月から、日本テレビ系全国ネット&NNN24(ケーブルテレビ)の新番組でメインキャスターを務めることになりましたっ!!ありゃまっ!

タイトルは、「ニュース朝いち430」!!

報道フロアから日本一早いニュースをたっぷり1時間お伝えします!最新ニュースはもちろん、気になるお天気、スポーツ情報などなど ふんだんにお送りします!

注)「朝市(あさいち)」とは、とれたて新鮮な野菜などを早朝から市場のようにみんなで売り買いする場所。たとえば岐阜県の飛騨高山のが有名かな。

つまり、「朝一番」のニュースを、「朝市」のように取り揃え、内容・速さ・正確さ、全ての要素で「一番」を目指しま〜す

さて、肝心の放送時間ですが、オー・マイ・ガーッ!! 

これがまたなんと、月〜金の毎朝、 4:30〜5:30という超・殺人的健康スケジュールなりっ!

てことは・・・、これから毎日深夜1時半起床!?ううっ、夕方6時には寝なければならんじゃないかっ!酒も飲めん。ドラマ(TV)も見れん。テレホーダイが使えましぇん・・・。(泣)これって、日テレ式!?

しかーし、原元美紀、32歳にして突然のナ〜ウ・ゲッタ・チャンス!(遅い?)こんな大きい仕事にちょっとビツクリ!!

ちなみに今まで地上波では、前日の野球放送の延長などの為に深夜番組が押してしまい、NNN24(私)がほとんど映らない日がしばしば ありましたけど、これからは大丈夫。ご家庭のテレビでも、きっちり早朝4:30から番組を始めさしてぇ〜もらいやす。

とことんお楽しみにんっ!


2001.9.22

アメリカ同時多発テロ事件の発生から10日が経ちました。犠牲者は5千人を越えるものという報道が続く中、救出(復旧)作業は残念ながら難航している模様・・・。

今回の出来事を受けて、皆さんから沢山のご意見・メールを頂きました。ありがとうございます。そのほとんどが、いわゆるTV各局の事件報道の仕方について問う内容のものでした。

例えば現場映像にBGMをつけて流す番組姿勢が、「ワイド・ショー化」してしまっているとか、あの時点で各局そろって中東問題に詳しいだろう専門家を解説者に迎え、特定の対象を犯人扱いして(ほとんど断定して)話を進めていくのは公正さから判断して「ディープ・スロート的」過ぎないだろうか等です。

当時国であるアメリカは、このニュースをどのように伝えたかという記事を読んで、日本よりも至極冷静であったということを知りました。

あるニュース・キャスターは放送の際にこんな「ことわり」を入れたそうです。「こうした事件が起こると、しばしば根拠の無い噂、流言などが飛び交いますが、私達は出来るだけ確認の取れたものと未確認のものとを区別して伝えるよう努力したい・・・」

また、現場の記者がつい熱くなって早口になってしまうのを戒め、冷静さを取り戻すようたしなめたキャスター。最初の3日間で推定1億ドル(約120億円)もの損失を出しながらも、90時間以上CMなしのニュース放送

「市民に的確に情報を伝え、安定させたのはメディアだった」とアメリカの冷静な報道を評価する声が有識者の間から出ているそうです。

それと比べてしまうと、日本のマスコミの在り方は少々浮き足だっていたか・・・?と私自身、とても考えさせられました。実際TVなどの各報道機関も、本来の真摯な報道姿勢を忘れているわけではありません。

飛行機がビルに追突していく映像や、取り残された人々が窓から落下する映像などの使用を制限する方針をとりだしています。事件発生当初こそ手に入る映像が少なかったため、何度も同じ映像を繰り返し放送していましたが、徐々に報道の内容も救出活動へと移行し、ショッキングな映像が子供達へもたらす心的影響などにも配慮した為です。

また、あるニュース番組で、キャスターがNY在住の記者に対し「あなたの愛した街が・・・」という身内的なノリの質問で回答を引き出そうとしつこく迫っている場面がありました。しかし、その記者は「現場に立ってみると、そのような感傷的な気持ちは全く沸いてきません。」とピシャリと言い返し、自分の「思い」ではなく、あくまでジャーナリストとしての「報告」を果たしました。

今回の事件は我々マスコミにとっても様々な問題を突きつけられるものとなりました。そして、いついかなる時においても求められているのは、決して衝撃的な映像やコメントではなく、我々メディアという存在に対する信頼性であるべきことを再認識させられました。

*

ところで、NY市民が「報復ではなく正義を望む」というメッセージを掲げていたと前回の日記に書きましたが、それに対してメールが2通届きました。(ほぼ同じ内容)それは、『正義』『神』の名の下に、今日までどれだけの『人命』が奪われてきたかを知った上で、彼らのいう正義にほっと安心出来るのか?」という内容のものです。

「私」がどう考えているかは、日記を読んで頂ければと思います。それが全てなので説明は避けます。なぜなら今ここで、評論家のようにアカデミックでまた個人的正しさの域を出ないかも知れない「賛成or反対」の議論を展開させたくはなかったので、「私」個人としての判断程度の意見を挟む余地がない問題かも、と日記の冒頭に「おことわり」のつもりで書きました。そして、歴史的見解(教訓)もふまえたうえで「大儀」対「大儀」であり「正しさ」のぶつかり合いであると簡潔に記したつもりです。

そこで「私」が皆さんにお伝えしたかったのは、あの大惨事の状況下で、誰でなく「正に(!)」現地の人々が、「報復ではなく正義を・・・、と言える民主精神の健全さであり、それを見過ごさない報道の意義です。NY市民がいう「正義」とは、「毅然たる態度」であると私は理解しています。

それは<Attitude Is Everything.& Positive Individuality>という私的信条に基づいているので、ブッシュ大統領が最近語るところの「無限の正義」とは似て否なる方向性のものであろうと。

あらゆる物事が相対化され、多様性の名の下に様々な価値観が共生する現代。そんなヒューマン・エコロジーな平和に、いかなる一石を投じられたのだろうか?そして今、「核」という新たな投石の可能性を「私」たちはどう考えるのか?それはヒト科人類を除く、全ての生態系(エデン)に対するテロ行為では?

皮肉ではなくこの時代、リアルな「故郷喪失」感だけが、人種を問わず共有される・・・。 


2001.9.16

遅くなりましたが、米国で大惨事が起きました。

事件発生当日NNN24では、地上波の報道特番をそのまま放送しました。

私は何をしていたかと言うと、スタッフ・ルームで各局のモニターを見守り、その後、影響が心配される東京証券取引所にいつものように向かいました。

感想ですが・・・、

余りにも深刻で、想像を絶する内容の大きさの為、「私」個人としての判断程度の意見を挟む余地が無いレベルの問題かも・・・。

しかし、Personal Is Political(Universal).という真の民主精神に則り、かつニュース・キャスターとしてジャーナリズムという「公正さ」の眼差しを忘れず、また「私」個人的信条を基に、敢えてこの「出来事」をフラットに見解することを試みると・・・、

今回に限らずあらゆる事件の根本的かつ潜在的な構図とは、「善」対「悪」なのではなく、『善悪』対『悪善』ではないかと言うこと。

つまりこのままでは「大儀」対「大儀」であり、「正しさ」のぶつかり合いになる。

ニューヨーク市民が「我々は、報復ではなく正義を求めている」というプラカードを掲げていました。その冷静さには少しほっとしたけど。

そう、テロ行為と報復行為の双方を「正当化」させる理由(意識)の違いとは?

感情論?宗教論?

ちなみに「私」個人的信条とは・・・ (抜粋例)

@ 「正しさ」と「真実」とは違う。

@ 「正しさ」とは、「私」だけのモノ(観念)である、という限界を孕む。

@ 「真実」とは、「私」たち人間みんなから等しい距離(場所)にあるもの。

  「アナタ」と「私」の『関係性(カタチ)』そのものの中に・・・。

 などなど・・・

「自己」「他者」の存在(自由度)を認めた主客・相対性を理想に、現代文明を支える民主主義。

その一方で、他の存在・正しさ・神(真善美)を認められない主体思想主義。

かつて摩天楼に美しくもそびえ立っていた「双頭」の巨大ビルが象徴していた形(モノ)とは・・・?

想像する人間の眼差しの奥底に潜む、「創造」と「破壊」への極まる美意識のカタチを改めて垣間見た気がする「私」。

最後になりましたが、未だ数え切れない犠牲者の人達に心から哀悼の意を表します。「私」たちの内の一人として・・・


2001.9.9

ふふふ、またまた大成功しちゃいましたぁ!?

我が神楽坂女声合唱団3回目のステージ「第2回合唱の祭典 上野の森コーラスパーク」!!

今回は、東京で、しかも入場料1000円ポッキリとあって、会場まで足を運んでくださった方もいらっしゃったようですが、どうでした?

なんだかマイクが入ってなかったのかしら?今回はいつもの美声がお届けできなかったような気がするんだけど・・・。

しかし、今回も目玉は歌ではありません。

豪華な面々をお楽しみ頂ければ・・・、それが全てです、はい(笑)

当日の司会の竹下景子さんをはじめ、参議院議員で弁護士の福島瑞穂さん、漫画家の里中満智子さん石坂啓さん、そしてタレントの山田邦子さん、等々。

さらに、前日のリハに韓国視察からお帰りになったばかりの社民党の土井たか子党首が、成田から直行で駆けつけ、急遽参加が決定しました。

突然楽譜を渡された土井さんでしたが、さすが我が合唱団のbPソリスト、「ふるさと」を見事熱唱!!「♪うさぎ追いし かの山〜」と普段街頭演説で鍛え上げているだけあって、説得力のある大迫力のソプラノを聞かせてくれました。もちろん会場は割れんばかりの拍手です。

でも、山田邦子さんが「はい!土井、たか子でございますっ!」とモノマネをしていたのには、「私は今はあんなじゃないわ」と首をかしげていらっしゃいました(笑)

小林カツ代団長が「多くの人は土井さんがこんなにおちゃめでかわいらしい方だということをご存知ないっ」とコメントしていますが、そんな土井さんの秘蔵の一枚をどうぞ!

土井さんピース!!

(あれ、よく見ると、キツネ?グワシ?)

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2001.9.1

さて名古屋公演から2ヶ月余り・・・、

来たるピーポー9月9日()、

神楽坂女声合唱団、東京・上野の森に現るっ!?

全国の実力派(!)合唱団が集り歌声を競い合う「上野の森・コーラスパーク」という合唱の祭典から、なんと出演依頼があったのです!

といっても、コンクールに出場するわけではなく、当日の司会者であり神楽坂メンバーの竹下景子さんから、「是非、ゲストに」とお声を掛けて頂いたのであります。

昨年のクリスマス・ディナー・ショー、7月7日の名古屋・七夕コンサートに来られなかったみなさん、今回はいいっすよ〜。なんてったって入場料1000円!ディナーショーの時の25分の1!でも、とどろく美声と美貌(?)はそのままお届けしま〜す。お楽しみに。

東京文化会館 9日16:00〜16:30です。

お問い合わせは、東京文化会館事業課 03−3828−2111

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