私のあだ名は、北島マヤ。言わずと知れた「ガラスの仮面」のヒロインである。
一見平凡でドン臭い女の子なのだが､一度見た芝居は完璧に頭に入る超天才女優がマヤである。（安達祐実ちゃんのドラマでもおなじみだよね。）
私の場合､昔から一度見たものは常に誰かに説明できるように覚える癖がついていて､『なりきり演技+ト書き』の解説つきで一心不乱に再現するのだ。
今日は今ハマっているドラマ、「女優・杏子」（フジテレビ系１３:３０〜）について延々と語る。
主人公は、荻野目慶子扮する３６歳の実力派女優。ライバル女優との対決や毎回の共演者との恋愛、若手女優の台頭への焦り､体を使い役を手に入れるわ、婚約した新人俳優に隠し子騒動が発覚するわ、次々に起こるスキャンダルの波を乗り越え、芸能界という荒海をたくましく泳いでいく。
ドラマの原作小説を読み、髪を振り乱しながら気に入った場面をビリビリと破いて床に並べたり､「このセリフ、いいっ！」と唇を噛み身もだえする姿はまさに狂気の沙汰で､荻野目慶子の地の姿とダブってしまうのも見所（いや、ほんとはどーか知らんが、そんなイメージじゃん）。
かなり濃い目で、あのナンシー関も大絶賛！今期ゴールデンタイムのどんなドラマよりもオススメである。
で、このドラマのあら筋を私は荻野目慶子になりきりながら熱く語りだしたのだが､ふと気付くと周りが引いている・・・。
友人１ 「み、美紀ちゃん、すごい。」
友人２ 「それ、一回見ただけで覚えたの？」
ＹＥＳ。
友人３ 「美紀ちゃん､北島マヤみたい！」
ふふふ、その言葉を待っていたのよ。
友人１ 「女優になれば良かったのに。」
私 「いやぁ、そんなあん。」
我ながら職業選択間違えたかしらぁん。
友人３人「きっと似合うと思うよ、悪女役。地でイケるし。だって今荻野目慶子より恐かったもん・・・。」
って、をい。
今日のフジテレビ｢スーパーニュース｣、｢みみより＠ホーム！｣は、「プチ・ダイエット」の巻！
お正月の暴飲暴食で太ってしまった方必見！たった２週間で簡単に痩せられるかも！？
ふっふっふ、｢みみより＠ホーム！｣コーナーを始めて太りだした（だってグルメネタって１日ラーメン３杯食べたりすんだぜ）私も、試しちゃいました。そして、２キロ痩せましたっ！では、その技をお教えしましょう。
まずは、「ごろ寝ダイエット体操」！
大阪の芦原クリニックの芦原紀昭院長が考案。元々はリハビリ目的で考え出された体操だったらしいが、患者から「一月で７キロも痩せた！」「足の形がまっすぐキレイになった」との報告が相次ぎ､ダイエット効果があることが判明。
筋力が回復して、代謝が活発になり、血行も良くなる。特に腹筋を鍛えるので､お腹周りに効果大！！（尚､適正体重に導く効果があるので、痩せすぎの人は逆に筋肉がつき､太ることもあるそうです。）
仰向けに寝て足を肩幅に開く。左足を１０センチくらい浮かせゆっくりと真横に広げる。その際足首は直角に曲げるのがポイント。腿が張るくらいまで広げたら、ゆっくりと元の位置に戻すが､その足は床につけず浮かせたまま。７回繰り返したら右足に。
仰向けに寝て足を肩幅より狭く開く。左足を右肩につけるつもりで斜めに振り上げる。７回繰り返したら右足に。足を曲げずゆっくりと上げ下げするのがポイント。
仰向けに寝て両手で右ひざを抱え込む。右太ももをギュッとひきつけたまま腹筋で上半身を起こす。ヒザを抱え込んだまま寝た姿勢に戻り、１２回繰り返したら左足へ。
簡単そうに思えますが､なかなか辛い！始めて３日間は筋肉痛になりましたが、私は１週間目から効果が出始め、腿が引き締まってきました。今では朝晩３分間ずつの体操が楽しみ。
番組でこの体操を試してくださった主婦の方はふくらはぎが２センチ近く細くなりました！ちなみにこの方よりも私の方が足が太かったです・・・。
お次は、「中国気功式・呼吸法」！
鼻から吸う時に、骨盤を後ろにずらす感じでお腹を引っ込める。そして鼻から息を吐く時に引っ込めたお腹を元に戻す。３０回繰り返し。
横から見るとただ腰を前後にクネクネさせているだけのようですが、いやいやこれもすごいっす。３ヶ月で１５キロ（！）も痩せた女性がいました。
朝昼晩と食事の３０分前にやるのが効果的だそうです。普通の深呼吸よりも横隔膜を使うため、胃の周りの腹筋に刺激が与えられ胃の大きさが正常な状態に戻るそうです。過食症の人や甘いものが止められない人に最も効果的！健康を保ったまま食欲を抑えられます。
今までダイエットに挑戦しては失敗､リバウンドに苦しめられていた人もこれなら簡単に続けられるのでは？金もかからんし。
体をリラックスさせて行うのが他のダイエットと違う点ですが、気功は頭は冴えたまま体を寝ている時と同じくらいリラックスした状態にさせることができるそうです。
そこで、呼吸法を習う為に気功センターに行き､気功を受けてきました。先生が手をグルグル回したりすると、みんなよろよろと吹っ飛ばされたりするアレです。
ＴＶ等で見るたびに「うさんくせ〜」と思っていました。
いざ自分がやられる時にも「あたいはこれでもジャーナリストの一員さっ。暗示なんかに惑わされないからねっ！」と強気でいました。
先生が近づいてきて私の耳元で､「目を閉じて力を抜いて下さい。」とささやきます。「ふん、あたいはねぇ、絶対騙され・・・」と心の中で言い終わらないうちに、
「あっ。」
ふわ〜・・・。
ひええ〜、腕が勝手に上がっていくぅ〜・・・！？
なんだか生暖かい風のようなものを感じて私の体が勝手に動き出してしまった！それは、紙飛行機が気流に載せられて舞い上がったり、浮き輪に寝そべって海を漂っている感じ。もちろん目を閉じたままなので先生がどんな動きをしているのかなんて全然判らないのに！
その後は操り人形のように床に転がりのた打ち回る私…。
でもね、頭の中はひどく冷静なの！「ああ、恥ずかしい」とか「やべえＴＶカメラ回ってるのになぁ・・・」とかいろいろと考える。けれど、流れに身を任せるあまりの心地良さに、目を開けて起き上がる気持ちが沸いてこないんだ・・・。どうでも良くなっちゃうの。
ああ、一生このままでもいい・・・。今の私ならサイフを取られたって、目が覚めた時違う服を着ていたって、もうどうでも良い・・・。とにかく今私を起こすヤツがいたらぶん殴ってやるぅ・・・！
まるで、合法的なドラッグ！！こんな甘美な世界が有ったのね！！
１０分ほど経ち気功が終了した後、床に寝転がっていた私の髪にはしっかり寝グセがついていた。
先生は私のところに来て、「意外とかかりやすかったですね」と言った。あ、あたいはこれでもジャーナリストの・・・。
さて、まだうっとりしている私を見て、ディレクターさんやカメラマン達の感想は・・・？
「俺もやりてえ。」
「でしょぉ？気持ち良いですよ。」
「いや、かけられる方じゃなくて、かける方。だって催眠強盗できそうじゃん！」
もぉーっ、不純なヤツらめっ！
突然中学の同級生からメールが来た。
同窓会で私の話題になり､ネットで検索したところ､このＨＰを発見したようだ。
気になるのは､次の文章・・・。
「僕が昔（原元に）ひっぱたかれた話で盛り上がりました。」
げ！？マジ？
でもね、私、申し訳ないけど覚えてないのよ。あなたをひっぱたいたこと。ううん、あなたが誰かすら思い出せないの。だって、私がひっぱたいた男、たくさんいるんだもの・・・。（ひでぇ女だ。）
だからこの場を借りてお詫びします。ごめんね、痛かった？
でもさ、女が手を上げたとき､避けないでちゃんとひっぱたかれてくれる男ってカッコイイと思うぞ。（いまいちフォローになってないか？）
パンチパーマ、金のロレックス、グッチの革靴、クロコダイルのセカンドバック、ソフトスーツの中はなぜか刺繍のついたトレーナーという、もろヤ○ザ風のオッサンの携帯の着メロが電車の中で鳴り響く。
「ああ、もしもし俺だ。ああ・・・、ああ・・・、あ！？俺だって追い込みかけてんだよ、バンバンよぉー！！てめぇが押さねえからこーいうことになってんだろぉ！？」
ヒートアップしちゃったオッサンは、噛んでいたガムを取り出し、座席横の消火器にペタっと貼り付けた（！）
（何､この人っ！！）
と思わずジロリ睨んだ瞬間、彼がスッと立ち上がった。
（やべえ、睨んだから怒ったのか！？）
一瞬ビビる私・・・。
しかし、彼はそのままゆっくりと手を広げ､言った。
「あのぉ、どうぞ。」
？
見ると､今開いたドアから赤ちゃんを抱っこした妊婦さんの姿が。
その車輌の誰よりも早く彼は気付き、席を譲ったんだ。・・・私よりも早く。
ここ数ヶ月のどの調子が悪く、大学病院の呼吸器科に通っている。
先生いわく、「ペットのアレルギーが考えられます。なるべく遠ざけなさい」とのことであるが、人間の男とよりもペットの大介と同じ墓に入れて欲しいと願っている私がそんな忠告を聞くはずも無い。
それでもだいぶ良くなってきたと思いながら、本日は新年初めての診察日であった。
先生 「調子はどうですか？」
私 「なんだか一時期よりだいぶ良くなった気がします。」
先生 「で、ペットはまだ飼ってるの？」
私 「当然です！」
先生 「だと、思ったよ。だから今日はイイモノあげましょう。」
私 「なんですか、それ！？」
先生 「マスク。猫に近づく時はこれを着用すればもう大丈夫！」
私 「先生っ！そんなのしてたら猫がビビって寄ってこなくなります。」
先生 「まぁ、それが狙いでもあります。ははは。」
やってくれるじゃん、先生！
せっかくもらったから家に帰って着けてみた。案の定、猫は4匹とも逃げ回っていた。
妙にヤンキーっぽい私。くすん。
2001.1.1 Ａ Ｈappy Ｎew Ｃentury！！
昨年の年越しは、ペットの大介（チンチラ♂）とＡＩＢＯと「シーマン」と仲良く過ごした私。今年はオシゴトでした！
12月に開局したばかりのＢＳ朝日、「21世紀カウントダウン 原宿スペシャルライヴ！」です。
タイトル通り、世紀越えの熱気に沸く原宿の街角で、２３:00から３:００まで４時間の生放送であります。
「わ〜い！お祭り大好き！！」と言いたいところであるが､実は昨日朝起きたら３８度の熱（！）、慌てて病院に行って薬をもらったら、今度は一晩で３５．７度！？て、低体温の方が危険な気がするんですが・・・。しかも私が外に立っている本番中だけ雨の予報…。（ひー、こんな時にまで雨女だ。）
乗り切れるかどうかちょっぴり不安な私。しかも報道番組ということで、おちゃらけらんないぞ。やべえ。
でもでも、パートナーの小西克哉氏（ＣＮＮやテレビ朝日「地球ＴＶ」のキャスターでおなじみ）はとても気さくな方で、彼のリードで、風邪を引いていることもすっかり忘れてしまいました。
でも、やっぱちょっとおかしかったみたい・・・。
＜番組中＞
小西 「原元さんは、原宿ってよく来ました？」
原元 「やっぱり中学生の時によく来ましたねえ。今から２０年前ですかぁ？」
小西 「わ、年がバレちゃいますよ。」
ん？ちょっと待てよ。２０年前って言ったら、今私は３３〜３５歳ということになってしまうじゃないかっ！
違う！違うっ！！
あたし、まだ３１だもーん！
なんでＴＶでわざわざ多めにサバ読んでしまったんだっ！？私が頭の中で計算している間に、無情にも話題は次に移っており訂正するチャンスは訪れなかった・・・。
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番組の中盤で、国際的な数学者で、大道芸人のピーター・フランクル氏とオープン・カフェで対談。出番待ちのロケバスから降りる時､先に降りたピーターさんが私にスっと手を差し出してくれた。
しかし私は無視してそのまま一人で降りてしまった。ピーターさんがキョトンとした顔をしているのではっと気付き、慌てて彼の手に自分の手を重ねたが､時すでに遅し､ご主人さまにお手をする犬のような惨めな姿となってしまった。
エスコートってされる方も慣れてないとダメなのね・・・。
年明けからスカばっかやってますが、今年こそいい年でありますようにっ！
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