「今度いつ仕事休みなの?」と聞かれる度に、「知らない」と答える。
大抵の人は気を悪くするけど、別に遠まわしに誘いを断ってるわけじゃなく、ホントなんだもん。
月曜日は打ち合わせ、火曜日はロケ、水曜日は編集、木曜日はナレーション録り、金曜日はスタジオ本番、なんて1週間の日程がきちんと決まってる番組に就くこともあれば、ロケや中継で毎日飛び回ってま〜すなんてこともあるわけで、今の私は後者なんです。
「前日の夕方までに電話が無かったら、明日は休み」それくらいしかわからない。
ロケは先方の都合が最優先されるから急に予定が入ることもよくある。前の日自分がどんなに遅くまで働いてても、全然関係ない。
普段の私は、朝6時に「めざましテレビ」の「ジリリリリ♪」というめざましの音を聞いてやっとベッドに入り、昼1時頃の「あのね、いい方法があるから、CMの後教えるから。」というみのもんたの励ましの声で起きる。(しっかり7時間寝とるやんけ!)
ここで素朴な疑問が湧き起こりますよね。
「朝から仕事の時はどうするの?」
はい、お答えします。
「そーいう時は寝ないで行きます。」
31歳を迎えた最近、さすがにこの戦法も辛くなってきました。体のリズムが狂い始め、生まれて初めて不眠症になってしまったようです。体はすんごく疲れてるのに。
夜中に「今日、すぐ眠れるかなあ。」とか、「アタシ夜中に一人でこんなことしてて大丈夫なのかぁ?」など、将来の自分の姿への不安が更に症状を悪化させていくような気がします。ひぃ〜。
良い処方は無いでしょうか?
昔から、私が嫌う人は私から遠くへと去って行く・・・。
会社勤めしていた頃も、「コイツ嫌だ!」と思うとなぜか人事異動でいなくなったり、辞めてしまったり、入院してしまったヤツもいる。この都合の良い特殊能力ゆえに、他人は私をこう呼んだ。
「よっ!影の人事部長!!」
「飛ばし屋っ!」
しかし、都合のいいコトばかりではない。嫌いな人だけではなく、好きな人や大事な人はもっと遠くへ去ってしまうのだ。
今日も大事な友達が異国へと旅立った。これで何人目だろう…。
ボヤく私に友達が強烈な一言を浴びせる。
友人 「美紀ちゃんはさぁ、『あげマン』とかそーいう部類でいったらさあ・・・」
私 「な、なぁに『さげマン』だって言うのぉ?」
友人 「ううん、『飛ばしマン』っていうんだよ。」
飛ばしマン、か・・・。新手のヒーローかいっ!
私の第2の故郷、名古屋がトンでもないことになっています!
後輩のアナウンサー達が浸水に 腰まで浸かりながら被害状況を伝えている姿をNEWSで見て仰天しました。
名古屋駅から遠くない市街地の住宅が、床上というより、1階部分が完全に水没。2階や屋根に登って救助を待つ人たちの心細そうな様子。車やバスも泥水の底に沈んでしまったようです。
知り合いに電話をかけてみても「この地域は現在込み合っていてつながりにくくなっています」というアナウンスが流れていました。
このHPを訪れてくださるのは名古屋CBC時代からのファンの方も多いのですが、みなさん、大丈夫ですかっ?パソコンを開くどころではないと思いますが、心配しています。落ち着いたらまた元気な声を聞かせてくださいね。
みなさんのご無事をお祈りしています。
「あんた、何やってんの!?早く帰ってきてよっ!」
飲んでたら母ちゃんから電話で呼び出しがかかる。やべえ、最近飲み会が続いたから怒ってんのか?
慌てて家に帰ると、家中の灯りが点けっ放し!奥から汗だくの母ちゃんが飛んできた。何事!?
私 「どうしたの?何かあったの?」
母 「うん、さっきTVで『リング』見てたら、恐くなっちゃってぇ。」
私 「・・・、用事ってそれだけ?」
母 「うん。」
今日も平和な原元家であった。つづく。
映画「サルサ!」を観て来ました。
この時期、「M:I-2」や「英雄の条件」、「サイダーハウス・ルール」と、他に見るべきものはたくさん有ったのに、なぜ「サルサ!」かというと・・・、
なぜか、本当になぜかこの映画のテーマソングを叶美香さんが日本語カヴァーしているからなのですっ!(ちなみに歌詞は恭子お姉さま!)
恭子お姉さま著「自伝(?)蜜の味」を読んで以来、叶姉妹ファンを公言している私としてはこれはなんとも外せんだろう。ただひとえにそれだけでございます。
*
簡単にストーリーを紹介しちゃいます。
将来を嘱望されていたクラシック界の天才ピアニストのレミは、長年のラテン音楽への情熱を隠し切れず音楽学校を飛び出してしまいました。しかし、キューバ・バンドに参加させてほしいと頼むレミは門前払い。「お客が望んでいるのはチョコレート(黒人)で、レミはバニラ(白人)だから」と断られてしまったのです。
諦めきれないレミは髪を黒く肌をチョコレート色にして、伝説のキューバ人作曲家ベレートのもと、閉鎖寸前のキューバ・バーでサルサのダンス教室を始めます。キューバ人になりすましたレミは、モテモテ。毎日陽気に暮らしていたある日、生徒でシャイなパリジェンヌ、ナタリーと恋に落ちてしまいます。でも、彼女はレミを貧しいキューバの青年と信じたまま…。
なかなか真実を打ち明けないレミに大老ベレート氏からの格言。
「女は嘘はつくけど、嘘をつかれるのは嫌いだ」(男は違うの?)
けれど、嫌われるのは恐いし・・・。レミの苦悩をよそに、ナタリーはサルサコンテストに出場するためにレミにパートナーになって欲しいと誘います。しかし、エントリーにはIDカードが必要です。これではレミがフランス人だとバレてしまう!
どうするレミ!?
って、当然バレるんですけどね。
*
尚、出演のヴァンサン・ルクールは、この映画のキャンペーンで来日中、恭子お姉さまとディープ・キスをフォーカスされたらしい・・・。
ところで、すげえなーと思ったのは、このコンテストの企画!ずばり、
「異人種混合ペア大会」
異人種だぜ。
「これを機に文化の交流を」というのだろうか、それにしても、日本じゃ決して使えん微妙な言い回しだ。
さてさて、エンディングロールまで待ち続けたのに、一向に美香さまのお歌が流れてこない。
なぜ!?何処にも流れないような歌を、美香さまは一体何の為に歌われたのですかっ!?
ちょっとがっかりしながらも帰る私の足は何気にサルサのステップを踏んでいる。ふむ、代金分くらいは充分楽しめた映画だったようだ。
P.S 叶姉妹と行くハワイ・ツアー行きたいなあ・・・。きっとものすごいことになるんだろうなぁ。
*