男は、おとなしそうな女に「穢れを知らず男に尽くすお嬢様のイメージ」を持ちたがるけど、アタシャ「そーいう女ほどくせものなんだ。男はだまされてんだよ。」と日記に書いたら、こんな反応が返ってきた。
「『おとなしそうな女なのに、性悪』こーいう女も男にとってはたまらんのだ」
男って複雑・・・。
女31歳にしてまた一つ勉強になりました。
見事プレミアム・チケットを手に入れ、「オケピ!」を観に行く。
言わずとしれた三谷幸喜初のミュージカルである。ミュージカル舞台の立役者オーケストラ団員達がステージ下の薄暗いピットで繰り広げるドタバタを、真田広之、松たか子、布施明、戸田恵子という超豪華メンバーが歌い踊り演じる。
そこでちょっと松たか子考。
彼女はどうしてあんなにも、ちょっと性格にクセのある女の役がハマるんだろうか?
今回彼女が演じるのはハープ奏者。「上品で、清楚、家柄が良く、好きな男性に尽くすお嬢さんタイプ」というイメージで、実際の彼女のイメージそのままだ。
ところがっ!「みんなの夢と期待を裏切り、実は、男好きで、相手が本気になったらうざったくなり次の男に走る、常に男がいなければ生きていけないある意味寂しい女」というのが今回の役だった。
うっわーっ!!すっげーハマリ役!!
いるいるこーいう子!!大人しそうな顔して実はクラスの男子の半分くらい喰っちゃうヤツ。アタシの高校の時の友達にソックリだ〜。
けれど、男って一見おとなしそうな子にはお嬢さんのイメージを勝手に貼り付けるから、簡単に引っかかっちゃうんだよねえ。そんでもってアタシみたいに目立つの好きな女は敬遠されて、全然モテないんだよ。おかげで16、17、18とアタシの人生暗かった〜♪
いやぁ、実は松たか子ってホントにこんな女なんじゃないのかと思うほどリアルで、私はなぜか嬉しかった。
ん?なにが嬉しいのかって?
「あーいう一見おとなしそうな女こそ、実は男好きで性悪であって欲しい・・・」って、ひがんでんだよ。悪かったね!
突然ですが、遺影ではありません。
私が原案に協力をさせて頂いたマンガ、志名坂高次先生の「帝王への道 第1巻」(講談社)が単行本になって発売されたのですっ!!
それは昨年の夏のことでした。
女子アナ採用試験をテーマに漫画を描きたいという志名坂先生に、喜んで苦労話を語ってお聞かせしました。
思い出し涙ぐむ私に、先生はこの一言。
「これ、ギャグマンガなんですけど、良いですか・・・?」
そもそもこれは「受験の帝王」というシリーズマンガで、帝王と呼ばれる受験のプロに、奇想天外な裏技を伝授してもらい見事合格を勝ち取る(はずだが、ほとんどが失敗)という爆笑間違いなしの裏処世術満載学習(?)マンガだったのだ。
なるほど、数千倍にも膨れ上がった競争率が生み出した狂気の女子アナ受験界は確かにギャグマンガにふさわいしかもしれん。
「私も受験前にこれを読んでいたら、何か別な作戦を立てられたかもしれない・・・。」と一瞬考えてしまうほど妙にリアルで驚きのストーリー。
ただし次の瞬間我に返り、「そんなわけないだろっ!!」とツッコミをいれるはず。
ちなみに「女子アナ邪道就職術」の他には、「裏ドキュメンタリー製作法」「悪徳商法マスター術」「ダメダメ人間対処法」が学べます。
どれほどの裏技かは、ぜひ書店で手に取って見てください。
ところで、その際には必ず巻末に目を通すことをオススメします。
「スペシャル☆サンクス
就職への道・原案協力・・・現役女子アナウンサー 原元さん」
の文字を目にすることができるでしょう。うふふ。(自慢でした)
月に2回の神楽坂女声合唱団の練習日。
既にクリスマスにチャリティーディナー・ショーを開くことが決定している私たちにとって、練習時間があまりに少ない気がするが、私以外のメンバーは皆各界の有名人なので、「選挙が終わるまで」「撮影が終わるまで」など、なかなか時間が取れないので仕方ない・・・。
しかし、平均年齢40歳、合唱など中学校以来歌ったことがないというメンバーばかりで、大変なのは私たちよりも、指導してくださる先生の方だろう。
短時間の練習で、何とか人前に出て歌を聞かせられるまでにしなければならないと、楽しいながらも練習はなかなか高度である。
まずは50人がアルト・メゾソプラノ・ソプラノとパートに別れ、ハーモニー作り。私はソプラノであった。
先生 「ではアルトの皆さん、ドの音で『アー』と声を出して下さい。」
アルト 「♪アー」
? 「♪アー・・・」
先生 「今声が2重に聞こえましたね。1オクターブ高いドで『アー』と声が響いているのが判りましたか?その音を『倍音』といいます。」
「え?これが!?」かすかに聞こえる微妙な音色。「倍音」という言葉は聞いたことがあるけど、初めての体験に興奮する私たち。
生徒 「えー、先生がこっそり歌ってんでしょぉ?」
をいをい、イチャモンつけるなって。
先生 「ぼ、僕は何もしてませんよ(笑)。心霊現象でも誰かが歌っているのでもなく、『倍音』というのは、音の波長がこの空間でぶつかり合って生まれた音なんです。きれいな(波長の)音を出す時だけ聞こえるんです。」
日本人には倍音を響かせる感覚が育ってないのだが、ヨーロッパなどでは石造りの教会で聖歌隊のコーラスを聞くというのが日常的な習慣でもあったので、倍音の感覚が発達しているそうだ。自分たちが出していないはずの声が教会の天井から降ってくる…、それはまさに天使が一緒に歌ってくれているのかのよう神秘的な体験であったろう・・・。
この倍音を聞くことで、体が自然に和音を覚え、キレイなハーモニーを生み出す近道になるのであるっ。10回に1回くらいはこの倍音が確かに聞こえ、私たちの合唱にも明るい兆しが見え始めました。
けっこうイケルんでないの?
ショックです。
BBSで話題になってた「ハンドルネーム占い」やったんです。
ハンドルネームと生年月日を入力すると、そのハンドルが自分に適しているかを占ってくれるのですが、私の場合ハンドルも本名でやってるので、もし否定されると辛いんです。
で、結果は、
大凶・・・!
アタシの名前って確かおじいちゃんが字画をみてくれたんだったんだけど・・・。
さてさて、このサイトは改名案も示してくれるんですが、以下の通りになりました。
末吉・・・「原元美紀左右衛門」(長過ぎ)
小吉・・・「原元美紀。」(モー娘風!)、「原元美紀1号」(どうせなら初号機にして欲しい・・・古いか?)
吉・・・・・「原元美紀大佐」(大佐の位でもまだ「吉」か・・・)、「ムッシュ原元美紀」(オンナなのにムッシュとは、ネット・オナベになれということか?)
中吉・・・「勇者原元美紀」(なんかライディーンみたいだな。)
この中だったら、手軽なのは「原元美紀。」か?
ちなみに、
凶・・・・・「凄腕の原元美紀」(何に凄腕なのだろうか)
大凶・・・「原元美紀現品限り」(原元美紀、売れ残ってます)
そうそう、「がんばる原元美紀」ってのも凶だったので、みなさん私のことをあまり頑張らせないで下さいね。
ところで、吉と小吉ってどっちが良いの?
原元美紀、倒れる!?
実は私、先週、金・土・日と取材で北海道に行っておりましたが、1日目でダウンしてしまいました。
北海道は上の方にある根室、めちゃくちゃ寒みーよー!!最高気温7度しかないんだよっ!!しかも、雨降ってるし〜、風は強いしぃ!(「みみより@ホーム!」のロケは8回目ですが、全て雨が降りました。)
ちょっと小降りになったスキに、「チャンス!」とばかり傘も差さずロケをしていたら途中で本降り・・・。場面の順番を逆に入れ替えて撮っていたので、「今更傘を差したら絵がつながらなくなってしまう」と我慢したのが良くなかった。
夜札幌に繰り出し、ジンギスカンを食べに行ったのだけれど、食欲が無く、妙に胸焼けする。小型肉食獣と呼ばれているこの私がっ!?
街はちょうど「よさこいソーラン祭り」の真っ最中だったので、人ごみをかき分け木に登り(よいこはマネしないでね)見物している間にも、鳥肌が下から上ってきて終いには顔までブツブツ泡だって来た!これはおかしい。早くホテルに帰ろうと歩き出したら、鳥肌が服に擦れて痛くてたまらない。かなりヤバイ予感・・・。
「そうだ、寒いから体が凝っちゃったんだ!」と初めてホテルでマッサージを頼む。やってきた女性マッサージ師のおばあちゃんが、私の体を触りこう言った。
「お客さん、これあとちょっと放っておいたら頭痛がひどくなって歩けなくなるところだったよ。」
マッサージで血行が良くなったはずなのに、ブルブル震えが止まらない。毛布でももらおうかなぁとベッドから出た瞬間、
おろろろろろろ・・・っ
ゲロ吐いてしまいました。(ゲロネタ多くてスイマセン)
ベッドに倒れこみ、そのまま気絶。
しかし、翌日もロケは続く。
10日、ロケバスでの移動時間はほとんど爆睡。熱は無いのに、吐き気と寒気とだるさが尋常じゃない。この日口にしたのはパン2口・・・。
「やべえ、このロケ、全部で5日間。残り3日もあるんだよねぇ。」
ホテルに戻ったのはもう8時。もー病院やってないよねえ。ホテルに相談すると、なんと夜間救急センターがあるというではないか!しかし私には保険証が無い。コピーは持ってるけど通用せず、しかも全額負担できるほどの現金が無い・・・。
「んー、我慢します。」
という私に、ホテルの人が掛け合ってくれ、最終的には病院から
「お金が無いんですね?じゃあいらして下さい。
なんとかします。いえ、それは電話ではちょっと・・・。」
という不可解な回答をもらってきた。
病院側は「お金が無い」という理由で診察を拒むことは人道に反するという考えなので、電話口ではあえて語ってくれないのだが、なんとかなる方法があると暗示している・・・。
なんとかって何?アタシャ払わんでもいいんかい?
ホテルの人が救急センターまで車で送ってくれ、診察をしてもらい、「風邪からくる胃腸炎では」というありがちな診察結果で、点滴を売ってもらいなんとか生き延びた。
金を払わず帰っても良いのかなと思ったら、「ちょっとちょっと」と呼ばれ紙を手渡された。そこに書いてるのは、振込先。なんだよ、結局払うんじゃねか。もったいぶった言い方しやがってぇ・・・。いえいえ、感謝してま〜す!!
さてさて、点滴で回復かと思いきや、その後は人生始まって以来の下痢!ビチャビチャとかユルユルなんてモンじゃないんだよ。便座に座ると勝手にジョーと流れ落ちる。お○っこかと思ったぜ!!(お汚い表現なので、フォントをお小さくして気遣ってみました。興味のある人だけに読んでねっ!)
もはや二度と本州の地を踏めないのでは・・・、と覚悟しました。
*
ロケは東京に帰ってきても続き、今日やっとかかりつけの医者に行ったら、
先生 「んー、熱ないんだねぇ。原元さん、前回来た時とほとんど同じ症状なんだけど、またアレじゃない?」
私 「・・・アレ?」
先生 「敏感になっちゃったのかなあ・・・、何食べた?」
私 「あっ!」
私の脳裏にカキに当たった苦い思い出がよみがえった。そぉかっ、今度はジンギスカンかっ!!(ホルモン、まだ生焼きだったのかーっ・・・?)
なんだよぉ、お墓の取材だったんだけど、マジで自分が墓に入っちゃうかと思ったんだぞー!
このロケの放送予定は19日(月)です。きっと私の顔は苦痛にゆがんでいることでしょう・・・。必見!?
またまた行って来ました、「シャ乱Q 」のライヴ!!
前回は10周年記念ライヴでしたが、今回は久々の新曲「新・ラーメン大好き小池さん」を引っ下げての全国ツアーだ。
感想は・・・、はっきり言って不思議なライヴでした。
まずステージセットは宇宙船のコクピット風。窓の向こうに青い地球が浮かぶ。となると恒例たいせーのコスプレは宇宙船の乗組員!白い帽子に水色のジャケットが長身の彼にピッタリ!うぅん、りりしい・・・。
ハッと気付くと、はたけもいつものロングガウンが制服風ではないかっ。金髪と真紅のジャケットを風になびかせるその華麗な姿は、敵役の帝国軍の貴族将校といった役どころか?
をっ!一段高いところに構えてるドラムのまことも、何気にセーラーカラーのシャツを着ているではないか。かわいらしい!彼がもっと骨太だったら沖田艦長のようだったろうに・・・。
ところで、何が不思議だったのかというと、セットでも衣裳でも、歌でもなく、MCコーナー!
普通メンバー4人が何かしらトークを繰り広げるもんなんだけど・・・、この人たちバラバラ。
実は、関係者にはライヴの曲順が書かれた構成表が配られることが多いのだが、今回もらった紙には、メンバーそれぞれが自分のコーナーを持つことになっている。
最初は、まことコーナー。「♪ジャジャジャジャジャジャジャジャ」突然イントロが流れ、銀色のジャケットにスニーカーを履いたまことが登場。この曲は、まさか!?
「♪ペアで揃えたスニーカー」
わ〜、やはりか!まことが「スニーカーぶる〜す」歌いだした。しかも振り付き!
しかし、悲しいかな会場の中・高校生はこの曲を知らない・・・。ウケていたのは、関係者席の大人ばかり。
まことは前回のライヴで一人で歌を歌わされ音痴だということがバレ、今回のリベンジ?ウケ狙い?になったのだろう。
つんくコーナーは、やはりトークが中心。中学の頃の思い出話をしてくれた。「伊藤つかさ」のファンだったとか・・・。弾き語りをしてくれたんだけど、トークが面白く、何を歌ったかは覚えてない。あしからず。
そしてはたけコーナー。なぜかカエルのかぶり物をし、「カエルのうた」を弾く。ファンは一斉に歌いだし、そのうち彼のギターと輪唱になる。怪しい教祖みたいだった(笑)。(客に輪唱させたり歌合戦させたりするアーティストさん多いよね。昔ミスチルや松田聖子もやってたけど。)
そしてもっとも不可思議だったのは、たいせーコーナーである。
ライブは、「いいわけ」「シングルベッド」「ズルい女」と大ヒット曲をたたみかけエンディングを迎えた。(この日のつんくはちょっとお疲れっぽかったけど、この「シングルベッド」は絶品だった!)
「♪バーイバーイ ありがとう さ〜ようなら〜」歌い去るメンバー。当然次はアンコールかと思いきや、突然たいせーの一人芝居が始まった!!
環境ホルモンならぬ環境フェロモンに汚染された地球を救うべく未来からやって来たロボット「キューリ2000」が彼だ。客席でフェロモンを撒き散らす巨乳女性をコスモガンで退治。田島陽子女史が聞いたら殺されかねない設定だ。
無事(?)地球の平和を守り、舞台から消えるたいせー。暗転しても客はライヴが終わったのかどうか判らない。そりゃそうだよなぁ。誰もこれがライヴのラストだと思わないもんね。
どうしたら良いのか置いてけぼりをくらいシーンと静まり返る中、誰かが「アンコール」と叫んだ。その声に我に返る客席。
しかしこの4人、それぞれが別のベクトルを向いているなぁ。この4人を一度に見られるのは結構奇跡に近い。
今夜のCX「スーパーニュース」の「みみより@ホーム!」は、
「決定!第1回 脱サラ店主 冷やしラーメン大賞!!」の巻
(冷し中華のショーケース用見本を買って作ったトロフィー。)
実は、以前番組で「脱サラ店主のラーメン大賞」という企画を行ったところ、大変好評(!)だったのです。
そこで今回は、夏を先取り、冷やしラーメン・冷やし中華(あくまでもラーメン屋さんの)で、大賞を選んでみようということになりました。
脱サラしてラーメンに命を掛ける店主たちの作り上げるラーメンは、規制概念を覆す、独創的な味!さあ、一体どんなラーメンが大賞の栄冠に輝くのでしょうかっ!?
審査には強烈な助っ人をお招きしました。それはっ、
和の料理人神田川俊郎先生!!
神田川先生は前回の審査で、やはりダジャレの連発だったそうです。生・神田川ダジャレが聞けるとワクワクする私。
原元 「先生。今日はよろしくお願い致します!」
先生 「へえ、あんた、『ハラモト』って言うんかい?そりゃあ、『腹モチ』の良さそうな名前やなあ。ほな、はらもっちゃん、早速行くで〜!」
出たっ!ダジャレ第1号!
さ、1軒目は、新宿の「麺屋武蔵」。
元アパレル関係の仕事をやっていた店主だけに、冷やしラーメンも味だけでなく、見た目の涼しさも楽しめる!
麺はなんと1本が白・赤・緑の3色で、それがトリコロール(ねじれている)状に。麺そのものに材料が練りこんであり、白は従来の麺、赤はクチナシ、緑はほうれん草とクロレラだ。
ダシはサンマと昆布とみりんに、地鶏とカツオ。
そして上にはジュレというゼラチンにオオバが入ったものを崩し、氷のように見せたしゃれた演出が効いている。これには神田川先生もうーんと感心することしきり。
その名も「冷虹麺」。年商2億円のこの店の新しい名物となること間違いなし!
2軒目は、北区赤羽の「ゆうひ屋」。駅前だし、店主の愛想も良いが、店の2階が風俗店なのがちと悲しい・・・。
ここの冷やしラーメンは、一見パスタ風。トマトとキュウリがサイコロ状に切られており、酸味を抑えるのにグレープフルーツ、甘味にはメープルシロップが使われ、女性客を意識した作りとなっている。
原元 「ズルズルッ!おーっ、これ新鮮な味!辛いのに、さっぱり爽やか!」
先生 「ほぉ、これ隠し味は?」
店主 「『ユズジャン』というオリジナルの薬味で、コチジャンに柚子の皮を混ぜました。」
先生「なるほど、ユズジャン、いいじゃん!」
出ました。ダジャレ第2号。
3軒目は、超行列店の「くじら軒」!
前回も大賞を争った人気店で、4年ぶりに「幻の冷やし中華」が復活!
具は、口の中に入れた瞬間にとろけるチャーシューと麺と同じ細さにまで千切りしたキュウリ、そして豚肉のから揚げというシンプルさ。
九州風の細麺は一度に3玉以上茹でず、数百回の灰汁取りを行う丁寧な作業の為、人手不足で販売中止にしていたそうだ。
店主 「じゃあ、先生はゴマダレ。
原元 「あれ?私は?」
店主 「しょうゆダレをどうぞ食べてみて下さい。2種類あるんですよ。」
先生 「ショーユーことや。」
ダジャレ第3号。
4軒目は、日本的な美にこだわった町田市の「大文字」。
店内には、伊万里焼や九谷焼などの器がショーケースに飾られ、ラーメン屋というよりは、蕎麦屋という趣。
出てきた冷やしラーメンもすごい!「冷やしぶっかけ雅流麺」と名付けられた通り、雅な雰囲気と独自の路線を貫いている。
麺は和歌山県で取れる天台鳥薬という木の実を練りこんであり、ぴりっとした辛味を持つ。ちなみに天台鳥薬とは、秦の始皇帝に不老不死の薬として献上されたという言い伝えがあり、老化を進める活性酸素の発生を抑え、内臓にいいそうだ。
味は辛いのに甘い、まさに妙薬・・・。これで私も少し若返ったかもしれん。
さあ、最後は中野の「香門(カモン)」。
先生 「おっ、ここや、『香門』。ヘイ、カモーン!」
原元 「・・・。」
先生はダジャレのつもりだったが、実際、「お客さんよ、カモン」というのが店名の由来だった・・・。
カツオの香りある昆布とホタテが使われたしょうゆ味のスープに、水でしめた卵麺。
辛味や酸味はまったくないさっぱりとした和風冷やしラーメンで、梅干と海苔が添えられているのもかわいらしい。
*
涼しい味の熱き戦い!神田川先生と厳正な審査をした結果、
大賞は、3軒目の「くじら軒」さんに決定しましたっ!
選考理由は、ずばり、美味しくて、好きな味!独創的な発想にとらわれ過ぎず、客の好みを考えつくした味作りに感動しました。
取材の翌日、お店が定休日だという「くじら軒」さんのご主人の自宅に、不肖私、トロフィーを届けに伺いました。突然ドレスを着て現れた私にご主人は面食らってました。
へへへ。「みみより@ホーム!」で初コスプレしちゃったぜ
私、合唱団に入りました。といっても、普通の合唱団じゃぁないんですよ!超豪華メンバーで結成された合唱団なんですっ!その名も、神楽坂女声合唱団っ!!
代表者は、「NHKきょうの料理」でもおなじみの料理研究家小林カツ代先生!
他は、弁護士、作家、大学教授、漫画家、女優から国会議員まで!!とにかく日本を代表するような女性が50人集まってしまったのだっ!!
ここで、きっと素朴な疑問が湧きあがってくるでしょう。
なぜ、そこに原元がっ!?
はい、そーですね。はっきり言って私以外はみな「先生」と呼ばれる方々ばかりです。
それは、先日「みみより@ホーム!」の取材で小林カツ代先生にお会いした時のことだった。
カツ代さん 「今からね、合唱の練習なの。ちょっと声を掛けたらすごいメンバーが集まっちゃったのよ。名簿見る?」
私 「わお!ものすごい豪華ですねえ。」
カツ代さん 「でしょ。それでね、せっかくやるんだから発表会もやるの。」
私 「ところでどんな曲やるんですか?」
カツ代さん 「さあ、これから決めるの。だって私たち歌ったことなんかないも〜ん。」
私 「・・・。」
カツ代さん 「そうだ。若い女性の声が足りないのよ。あなた歌える?やらない?」
と、いつの間にか私もメンバーになってました。光栄です。
忙しい方たちばかりなので、練習は月に2回ですが、一つだけ約束事があります。
「先生」と呼ばないこと。
各界の先生方ばかりなので、「先生」の一言で、みんなが振り返ってしまうからだそうです。今日うっかり呼んでしまったら「罰金1万円!」と怒られてしまった。罰金の規模もスケールでけえなあ。
なんと、12月頃にマジで発表会をやる予定です!お楽しみに。
*