先日鼻からゲロ吐いたと日記で告白をしましたが、なんと風邪ではありませんでしたっ。
今日、先週の三重県のロケで一緒だったスタッフと会ったら、なんと6人全員が22日(火)深夜に寒気と吐き気にのた打ち回っていたことが判明したんです。ロケに居合わせた全員が、同日同時間別々の場所で・・・、
ひぃっ!!リングの呪いかっ・・・!!
我々6人に共通して思いあたることといったら・・・、
あっ!
牡蠣食った!!
あちゃ〜、そういや津市に泊まったとき、スタッフと和風居酒屋に入って、「へ〜、カキが3個で600円だって!さすが、安いね〜。」と頼んだわぁ。やっぱ日曜日の閉店間際の牡蠣なんて自殺行為だったのか、たった1個であの苦しみ・・・。
牡蠣の呪いって2日も経ってからやってくるのね。気づかない私も私だが、うちの母ちゃんなんか「そんな体壊してまで働く仕事辞めろ!」と怒鳴りだすし、終いには、
「方角が悪いからだ」
とか言って私の部屋を勝手に模様替えしちゃったんだぞ。どうしてくれるー!
「BS−1ワイド東京」を見てくださったみなさん、感想どうもありがとう。そしてごめんね。
バカ奥様のシーンはカットになってました・・・。
そーだよねー。大体私もあんなのBSで放送していいのか?と疑ってたんだけどさ。やっぱカットされてたよ。
試験放送のハイビジョンだからこそ無茶苦茶できるってもんよ。あーいうお宝(?)映像はハイビジョンに限る。
今週の「NHK週刊ハイビジョンニュース」、「原元美紀のちょっといいカモ」は、「音痴は治る!」の巻。
5人に1人が自分の歌にコンプレックスを持っているという現代、巷では「フツーの人」が通うボイストレーニング教室が大人気っ!!「宇多田ヒカルを歌ってみたい」から、「接待でカラオケを上手く歌えた方が仕事に有利」まで動機も様々ですが、簡単に音痴が治るなら悩みませんよね〜。
そこで、世界で初めて科学的な音痴矯正法を編み出したテノール歌手で三重大学教育学部音楽科の弓場徹助教授を訪ねました。
弓場先生のトレーニング方法はいたってシンプル!
「音痴の人のほとんどは聞こえたメロディを正しく再現できないだけ。声の高低を調整する声帯をコントロールする『輪状甲状筋』を効率良く鍛えれば、短時間のレッスンでも音程が取り易くなり、音痴は治せる」というもの。早ければなんと15分で音痴が治るそうです!
さあ、今回は小学生の頃から音痴に悩む31歳の男性がチャレンジしました。
音痴矯正のレッスン1、裏声を出すこと。裏声を出して『輪状甲状筋』を鍛えます。しかし、生徒さんは裏声を出したことが無く、なかなか苦戦。
先生 「ホーホー(裏声で)。ふくろうになったつもりで言ってみて。」
生徒 「ホォー。ゲホゲホ。」
先生 「うーん、じゃあ、これ、言ってみて。『キタロー』(裏声で)。」
生徒 「?キ、キタロー。」
先生 「じゃ、今度はブルースリー。『アチョー、アチョー』(裏声で)。」
生徒 「アチョ、・・・。」
場内爆笑!!確かに裏声だけど、先生面白すぎ。
レッスン2、裏声と表声(地声)を交互に出し、音域を確実に広げていく。
レッスン3、裏声と地声を混ぜながら曲を歌う。
これでレッスンはお終い。この生徒さんはわずか1時間半で音痴が治りました!!
この方法は音痴でない人にも効果的だそうです。裏声と表声を自在に操れるようになればどんな歌でも上手に歌えるようになる、その天才が美空ひばりや宇多田ヒカルなんだそうです。
音痴は遺伝?だとあきらめている人が多いそうですが、コンプレックスから性格が暗くなってしまったり、宴会シーズンが近づくと緊張して吐いてしまうなど体調を壊したりする人もいるそうで、なるべく早く治すべきだと先生はおっしゃってました。
弓場先生の音痴矯正法には文部省から研究費が出されていて学校教育に組み込まれることも検討されています。
明後日26日(土)、NHK「BS−1 ワイド東京」(10:00〜10:50)に出演します。
今回の話題は「アルミニウム住宅」です。
アルミはその軽くて強い特性から、お弁当箱から洗面器、車、ロケットまでいろいろな使われ方をしていますが、なんと家を作ってしまおうという取り組みが始まりました。
これまでの建築基準法では、住宅は、鉄と木とコンクリートでしか作ることができませんでした。ところが、6月から施行される改正法案では、一定の性能をみたせば材料は何を使っても良いとする『性能規定』が取り入れられました。その結果、アルミニウム住宅誕生への道が開けたのです。
アルミニウムは、鉄に比べて3分の1ととても軽く、酸化しにくいのが特徴です。また、使用後にはアルミを溶かして簡単に再生できるため、リサイクル可能。厄介な建築廃材が出ず環境に優しい住宅としても期待されます。
さて、いろいろなメリットのあるアルミニウム住宅ですが、最大の課題は、その居住性です。「暑さや寒さに対してどうなのかしら?」 「騒音は?」、「耐震性は?」はいはい、数々の疑問をこの私が若奥様に扮してリポートします。ぜひご覧アレ。(スタッフからは『バカ奥様』と呼ばれています)
やられました・・・。腹巻でお腹の冷えは守ったつもりだったのに、今度の風邪は胃です!
昨夜突然寒気と吐き気に襲われ、一睡も出来ないほど!!とうとう明け方には吐いてしまいました。
いや〜、苦しくて死ぬかと思ったのに、父ちゃんも母ちゃんも恐々・・・遠巻きに見ていて助けてくれない!?どうしたのかと思ったら、なんとアタシ、
鼻からゲロ
吐いたんですっ!(失礼)
おおっ。30歳にして初体験。ちょっと感動しながらも、「百年の恋も冷める」とはこーいう光景を言うんだろうなぁと考えながら
気を失いました。
ふー、先週は長野、今週は三重と、出張続きである。
雪なんか降っちゃって夜はまだ寒いのに、ホテルの浴衣はすぐはだけちゃって頼りないよね。かと言ってパジャマを持っていくのも面倒くさいし・・・。
そんな私の出張のお供に・・・、MY 腹巻っ!!
えへへ、キティちゃん柄です。
サンリオでは『ウエストウォーマー』と呼んでいる。
けっ!、腹巻は腹巻だろっつーの。
St.Valentine day・・・
「美紀っ!いつまでもチャラチャラして、お前結婚する気あんのかっっ!?」
3日に1っぺん、相変わらず母ちゃんの罵声が響く。「はいはーい」と適当に答える私に、今回は違った。
「狂うほど好きな男とは結婚しない方がいいんだよ。」
ドキッ。
そーいう男を待っている私の気持ちを見破られたドキッ。
そして、TVのキスシーンに今時慌ててチャンネルを変える母が初めてオンナとして私の前に存在したドキッ。
「狂うほど好きになっちゃうと、自分を犠牲にしちゃうからね。」だって。
へっへっへ、手に入れましたぜ、だんなっ。巷で大人気のキックボード!!
30歳にもなってこんなもん乗るなって?だって、家から駅まで、駅から局まで、歩くには少し距離があるから、どうしても欲しかったんだもーん。でも、どこも品切れ。入荷は来月頃だと言われあきらめかけていた今日、渋谷のスポーツショップで発見したのだっ!!
「RAZOR(キックボード)」 19,800円→15,800円 残り3台!!
おおっ!これは買うしかない!試しもしないで即購入してしまった。
アルミボディのこのスキップボード、重量は2.76kg。気軽に持つにはけっこう重いんだけど、なんだか照れくさくてなかなか箱から出せない。結局ずっと手に持って渋谷を歩き回った。(馬鹿だなあと思われたかもしれないなぁ)
番組スタッフと夕飯を食べた後、NHKに戻り、意を決して開封!
わお!なかなかかわいいじゃん!!
夜10時、辺りに人気のないのを確かめ、局内の部屋の中でちょっと滑ってみた。
片足をデッキに乗せて、もう片方の足で地面を蹴りながらスイ〜っと滑っていくんだけど、せーの!!
ヒュ〜
キャ〜!!結構速い!!
思ったよりもすごい早い!こりゃあ衝突事故が起こるはずだわな〜。
さ、帰りには勇気を出して歩道で乗ってみた。ところが!?
ずずずずずぅ。
全然滑んなーい!
どうやらアスファルトが綺麗なところでしか威力発揮できないみたい・・・。ちょっとでもザラザラしてるとガタガタ振動がひどくて、ハンドル握った手が痒くなるぞ。
うーん、困った。電車を降りたら私の家まではレンガが敷き詰められてるんだよね〜。
ごっごっごっごっごぉ。
案の定滑りが悪かったのだが、それ以上にこの音どうにかなんないかな〜。非常に恥ずかしかった。ひょっとしてもう乗らないかもしれない・・・。
またまた母ちゃんがやってくれた!
昨年夏に突然「カラオケの練習をする!」と言い出し、家にある古いレコードを聞きたくなったとレコードプレーヤー(8,800円)を購入。しかしその直後熱が冷め、封も切らずお蔵入りだった。
それが、半年以上経った今日になって、「いらないから、今から店に返しに行く」と言うのだ!しかも領収証ナシで!!
内心「そんなのムリだよ」と思いながらとりあえず切り出す私に、店員さんは冷たく「常識的に考えて無理です」を繰り返す。
そうだよね〜と私が帰ろうとするのに母ちゃんはまだ食い下がる。
「もうアタシねぇ、レコードとかCDとかよく判らなくてぇ、これで全部聞けるのかと思ったら『違う』ってこの子に言われてねぇ、あらまそれじゃ困ったどうしようかな〜ってねぇ、だから普通のラジカセかなんかと取り替えてもらえないかなあとね、領収書はもう無いんだけどねぇ・・・」
延々粘る私たちに、人だかりまで出来てしまった。もういいよ、母ちゃん、恥ずかしいからあきらめようぜ、と思った瞬間、「ちょっと上の人に聞いてみます。たぶん無理ですが。」と店の人。おっ!、もしや!?
10分後やってきたのはフロアマネージャーらしき若い兄ちゃんで、
「まだ使ってないんですよね。いいですよ。」
あっさりOK!!
見事(?)SONYのラジカセとイヤホンとビデオテープ(10本)に交換してくれた。
「いや〜、今日こそは無理だと思ったのにね〜」と家に帰って戦利品を前に感心する私に、母ちゃんは「どうせ返せるならやっぱり現金にしてもらえば良かったよ。失敗した。」とのたまわった。質屋じゃないっつーの!!
今夜の「NHK週刊ハイビジョンニュース」、「原元美紀のちょっといいカモ!?」は、「地域猫〜都会の野良猫問題を考える」の巻。ちょっと社会派かも。
東京には野良猫が10万匹もいると言われています。家の裏に糞をしたり生ゴミを散らかしたり、発情期の鳴き声もうるさい・・・、そんな野良猫問題を解決した町があります。
新宿区四谷。この界隈の野良猫は、「地域猫」という聞きなれぬ呼び方で愛されています。飼い主のいない野良猫を地域の人たちで面倒をみようというのです。
地域猫というアイデアを産み出したのは、地元のボランティア・グループ「猫助けの会」。代表の工藤さん達は、住人と猫が仲良く暮らせるように、この地域の野良猫にルールを持たせました。
餌やりの係を決めること
トイレの掃除の係を決めること
赴任手術を施すこと
地域の人たちにそのことが認識されること
実は野良猫の問題でもっとも深刻なのは人間同士のトラブルなのだそうです。かわいそうだからと餌をやる人と、自分の家にフンをされ迷惑している人との間でいさかいが絶えなかったのです。野良猫に迷惑している人は、もともと猫嫌いではなかったのに、被害をこうむったことで憎らしくなったと言い、無責任に餌をやる人を捕まえようと防犯カメラまで設置した人もいた程です。(私も猫を5匹飼っているのでフンの臭さはよぉく判ります)
そこで、「猫助けの会」では、猫好きのメンバーが餌の時間を決めたり、後片付けやトイレの掃除をすることで近隣とのトラブルを防ぐようにしました。
放っておけば1年に20匹も子猫を産み、次々と野良猫が増えていくことも、みんなでお金を出し合って不妊手術を施すことで解決していきます。そして、住民に迷惑をかけない猫だということを知ってもらう為に、手術の済んだ猫の耳にはピアスが付けられます。
(猫の避妊手術費用はメスで1万5000円、オスで1万円程度です。なんで保険きかないんだーっ!!)
また野良猫の問題がこれ以上広がらないことを知らせることで猫嫌いの人たちにも安心してもらおうと各家庭に、チラシを配ります。
野良猫の被害に苦しんでいる人からだけでなく、「かわいそうだから餌をやりたかったのだけれど、このままでは他の人に迷惑をかけてしまって・・・」とどうしたらいいのか悩んでいた猫好きの人たちからも感謝されていました。
工藤さんたちの活動は、猫だけでなく、人助けにもなったようです。
さて、今回の取材で、この地域の野良猫の古顔がやっと去勢手術を終え、町に帰ってきました。見ると、なんと、ヒマラヤンではないですか!!
原元 「どう見ても家で飼う猫ですよね。」
工藤さん 「はい。4年前に誰かが置いていったんです。この猫がこの地域のほとんどの野良の父親なんです。」
原元 「じゃ、この猫1匹のおかげでこんなに被害が広がってしまったと・・・。」
工藤さん 「野良猫なんてもともといないんです。みんな誰かが飼ってたのに、無責任に捨ててったんです。」
このヒマラヤンは、綺麗だったはずの銀色の毛も薄汚れ、そして尻尾も引っこ抜かれて(!)無残な姿でした。警戒のため姿勢を低くしてまるでホフク前進のような野良猫歩きをしながらも、人間のくれる餌を喜んで食べ工藤さんにすりよるしぐさを見ていると胸がつまりました。
もともと日本には野良猫なんていなかったそうです。明治時代にペストなどの病気を運ぶネズミを駆除する目的で一般の人が猫を飼い始め、その必要が無くなったら手放されたのが始まりとされています。
野良猫だって好きで人間に迷惑をかけてるんじゃない!
P.S 5年前に始まった工藤さん達の取り組みは、インターネットなどを通じて全国に広がり、今では350人の会員がこうした活動を行っています。
とうとうダウンです。頭が痛くてお腹を壊して寒気がひどくて吐いちゃってセキや熱まで出てきた!
3日間、四谷界隈で野良猫を取材してたのですが、スタッフに「原元さん、顔白いですよ。」と言われ、ようやく病院に行く気になりました。
診断は「風邪の菌が胃腸にきたようですね」とのこと。
大好きな点滴を打って帰りました。
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